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小説挿絵ど素人ジャーニー Vol.6:自作童話の挿絵をCopilotで画像生成する

皆様、こんにちは。こんばんは。

藤みけです。




突然ですが、小説を書いている方々に質問です。

こんな風に思ったことはありますか?



ーーーー「挿絵が、欲しい!!!」


私はそんな風に思ったことがあります。

でも、
挿絵って、すごく難しそう。



ーーーそんな私でも、小説の挿絵をゼロから作れるのか?



じゃあ、
AIの力を借りて、小説の挿絵を作ってみるのはどうか???


ーーーそのための勉強を、一緒にやってみませんか?




というわけで、
今回のnoteでは『小説挿絵ど素人ジャーニー』と題して、AI画像生成について学んだり体験したことをご紹介します。
目指すは、小説の挿絵制作!


第6弾は「Copilot(コパイロット)を活用して、自作童話の挿絵の画像を生成する!」です。



web版Copilotを使って、物語投稿サイトtalesにて公開中の自作童話集「絵本のような短い童話集」の挿絵制作に満を持してチャレンジします!



実際にやってみての感想。

それは、たった一言!
私は童話(絵本)の挿絵制作にCopilotという選択をオススメしたいです!!





・絵を描くのは苦手だけど、オリジナルのイラストが欲しい!
・AI画像生成に興味があるけど、何をしたら良いか分からない……。
・AI画像生成を一緒に学びたい!
・Copilotでできる画像生成が絵本の挿絵に使えるって本当?
・自作童話の挿絵制作の体験談が知りたい!
・過去に童話を書いたことがある!!



こんな方々は、ぜひご覧ください!


<ご注意>
*この記事の画像は、私(作者)が創作したオリジナル童話を元に、AIにプロンプト(指示文)を入力して生成したイメージが含まれています。
また、記事内でご紹介している画像は個人的な利用目的で作成したものです。無断での引用や転載はご遠慮ください。利用については事前にご相談いただけますと幸いです。

*既存作品などの模倣には注意しておりますが、問題がある場合は速やかに削除・修正します。

*私はiPad(iOS18.7)を使用しています。

「絵本のような短い童話集」とは?
→物語投稿サイトtalesにて公開中の自作童話集です。
小学校低学年向け、大人が読み聞かせる前提の物語となります。
なお、ジャンルは異世界ファンタジーで、気まぐれで更新しております。
記事の下にリンク先がありますので、ご興味のある方はぜひお読みください!




1、Copilotのイメージがガラリと変わった!?


私の中で、Copilotのイメージはこんな感じでした↓

・プログラミングのコードに特化している。
・システムエンジニアがバリバリ使っていそう。
・MicrosoftのAI。


なので、小説や絵本の挿絵には向いていないんじゃないかと思い、
今まで触れる機会がほぼありませんでした。



そんな中で出会ったのが、こちらの記事です↓



こちらの記事では、さまざまなAIツールに同じプロンプトを渡した結果、どのような画像が生成されるのか?を紹介しております。


私はここで初めてCopilotのAI画像を見ました。
すると、どうでしょうか??



ーーーめっちゃ好み!!!


ーーー優しい色合いと落ち着いた雰囲気が、絵本の挿絵に向いていそう!!!




実際、記事を書かれたnanaさまもコメントの返信にて、
「物語の挿絵にピッタリです」とお話しされています。
(突然のご紹介を失礼いたします!)



……。


ならば!


やってみるしかないだろう!!!


というわけで、今回の記事に至ったのです。
nanaさま、本当にありがとうございます!!



2、挿絵制作のポイントは、AIツールの組み合わせ!

①挿絵制作の流れ

今回行う挿絵の制作の流れは↓

(1)実際に投稿した童話のシーンからプロンプトを考える。
(2)↑のプロンプトを使って画像を生成する。

これらを、CopilotとChatGPTで役割分担して進めていきます。



あれ?
AIツールを役割分担させる?
Copilotひとつで作成でもイケるんじゃないの??


まぁまぁ、聞いてください。
敢えて分担させるのには、理由があります。
それは……AIツールの無料版での回数制限!!


「なるべく手元にあるツールか無料版でどうにかしたい!」と思っている私。
ただ、不慣れなCopilotのみで全てを作ろうとすると、微調整などが増えて回数制限に引っかかってしまいそうです……。

そこで、(1)のプロンプト作りは、普段から使い慣れているChatGPTの方が良いかも?と考えたのです!
しかも、ChatGPTは童話集の校正で使用しています。私の創作のクセや童話の雰囲気をある程度は学習しているはずなので、きっと上手くいくでしょう!
多分ね!(←え)



②採用した童話は「あおいシャツとそうちゃん」


今回の挿絵制作で使う童話は、「あおいシャツとそうちゃん」というタイトルの童話です。


あらすじは、こんな感じです↓


青いシャツの「ぼく」は、3歳の男の子「そうちゃん」と一緒に公園へ出かけます。
その小さな男の子にあふれる想像力と冒険を、シャツの視点からやさしく描いた物語。



今回は、そんな童話から3つのシーンを選びました。


<その1>

ポカポカな日差しの、秋晴れ。

ーーしゅるしゅるしゅるり。
すべり台を、ペンギンのように滑っていく。
着地もピッタリ!カッコいい!

ーーぶらーんぶらーん。
鉄棒に、おサルさんみたいにぶら下がる。
いち、にー、さん。
まだまだできるかな?


ーーのしのし、のっしっし。
平均台を、スズメさんのようにゆっくり進んでいく。
しんちょうに、そーっとね。

この日のそうちゃんは、スポーツマンさ。
たくさん動いて、たくさんお水を飲んだんだ。
今日きょうは、ぼくと一緒にお昼寝ひるねしようね。

実際に公開されている童話から抜粋


<その2>

風がヒンヤリ冷たい、冬のはじまり。

ーーカタン。
落ちていた木の枝を見つけたよ。
長ながい、短い。太い、細い。
あ、トンボさんがとまった!

ーーガリガリ、カキカキ。
お気に入りの枝で、土の画用紙にお絵描きしたよ。
パトカー、消防車、救急車。
乗りものがいっぱい集まっていて楽しいね。


ーータタタタ!
たくさんの丸まるを描いて、その上を走ったよ。
まるで、シャボン玉だまの道みちを歩いているみたい。

この日のそうちゃんは、魔法使い。
枝の杖と、土の魔法陣。
ジャングルジムのそばに、たくさんの虹ができたんだって。

実際に公開されている童話から抜粋


<その3>

モクモクした雲くもが残る、雨上がり。

ーーガサガサ、ガサガサ。
落ち葉をたくさん集めたよ。
赤、黄色、オレンジ、茶色。
あたたかそうなベッドだね。

ーーコロンころん。
木の実をいっぱい見つけたね。
このドングリさんは、帽子をかぶっているよ!
まん丸の形がオシャレでかわいい。

ーージ〜ッ……。
アリさんの大行進を追いかけた。
公園の外に伸びる、真っ黒な列。
どこまで行くのかな?


この日のそうちゃんは、名探偵なんだ。
キョロキョロ探偵、出発だ!
もちろん、相棒は青いぼく。
泥だらけのシャツになったって、へっちゃらさ!

実際に公開されている童話から抜粋


枠の中の黒太字の部分を、実際に画像生成して挿絵とします。
そのために作った実際のプロンプトを、これから見ていきましょう!



③ChatGPTでプロンプトを作る


<その1>

「秋晴れのポカポカした公園。青いシャツを着た3歳の男の子“そうちゃん”が、鉄棒にお猿さんのようにぶら下がって遊んでいる挿絵。
そうちゃんは小柄で丸みのある体つき、楽しそうに笑っている。足を軽く曲げ、手でしっかり鉄棒につかまっている姿。
全体はパステルカラーで、やわらかい光。乳児向け絵本のような丸い線のタッチで、安心感のある雰囲気。
背景はシンプルな公園の景色をふんわり描き、主役の動きを邪魔しない。
リアルすぎる陰影や複雑な模様は入れない。」


<その2>

「冬の始まりで、ひんやりした公園の地面。青いシャツを着た3歳の男の子“そうちゃん”が、拾った木の枝をクレヨンのように使って、土の画用紙に絵を描いている挿絵。
そうちゃんは小柄で丸みのある体つき。しゃがんだ姿勢で、楽しそうにパトカー・消防車・救急車などの乗り物を土に描いている。
表情は集中しながらもワクワクした雰囲気。
全体はパステルカラーで、冬の澄んだ光がやわらかい印象。乳児向け絵本のような丸い線のタッチで、安心感のある雰囲気。
背景はシンプルで、公園の地面と少しだけ周囲がわかる程度。
リアルすぎる陰影や複雑な模様は入れない。」


<その3>

「雨上がりのしっとりした公園。青いシャツを着た3歳の男の子“そうちゃん”が、小さな名探偵のように、地面をはうアリの大行進をじっと見つめている挿絵。
そうちゃんは小柄で丸みのある体つき。しゃがんだ姿勢で、アリの黒い列を目を輝かせて追いかけている。シャツは少し泥がついていて、探検の途中らしい。
全体はパステルカラーで、雨上がりの柔らかい光と、残った雲の落ち着いた空気感。乳児向け絵本のような丸い線のタッチで、やさしく安心感のある雰囲気。
背景はシンプルに、公園の地面と少しの落ち葉が見える程度で、アリの列がどこかへ続いている様子をほのかに描く。
リアルすぎる虫の描写や複雑な模様は入れない。」



⭐️今回のプロンプトのポイント⭐️

◎登場キャラクターの固定
AIは生成するごとに毎回ちょっと違う顔にしがちです。
それを防ぐために、登場キャラクターの見た目や感情などの要素を入れます。
(例:青いシャツを着た3歳の男の子“そうちゃん”、そうちゃんは小柄で丸みのある体つき)

◎雰囲気や構図の統一
絵本のような童話なので、光、色調、世界観や背景は優しいイメージに統一します。
(例:全体はパステルカラー、やわらかい光、乳児向け絵本のような丸い線のタッチで、安心感のある雰囲気。背景はシンプル、リアルすぎる陰影や複雑な模様は入れない)



今回はこのようなポイントを踏まえることで、統一感がある安定した画像を生成できるように設定します。


さぁ、次はいよいよ、画像生成を行いますよ!!



④Copilotで画像生成する


まずは、Copilotにアクセス!


スクロールすると「画像を生成する」が見えてくるので、そこをタップ。


プロンプト欄に事前に作ったプロンプトを入力した上で、画像生成の指示を出してください。プロンプト欄の下に「画像を生成する」を先に選んでも構いません。

では、
生成された画像の結果をご覧ください!



3、生成結果


<その1:鉄棒シーン>

小柄で丸みのある「そうちゃん」の画像が生成されました。
絵本のような優しいタッチで、とてもシンプルです。


<その2:お絵描きシーン>

登場キャラクターの設定を固定したおかげで、<その1>の「そうちゃん」とほぼ同じキャラクターのまま生成することができました。

背景も<その1>の雰囲気と変わらず、優しいイメージで作成できました。
ただ、プロンプトに「冬の始まり」と入れたことで、背景が雪模様になっています。
なお、実際の童話では、雪模様の情景は一切ありません。
Copilot自身がそうやって読み取ったと思われます。



<その3:アリの行進シーン>

こちらも、登場キャラクターの設定を固定することで、<その1>や<その2>の「そうちゃん」とほぼ同じキャラクターで画像生成できました。
背景も同様で、他2枚の画像の雰囲気とほぼ同じようなイメージで作成できました。

この画像の「そうちゃん」はドングリのような物を持っていますが、プロンプトには「ドングリ」というキーワードは入れていません。
実は、この画像を生成する直前に、ドングリを見つけたシーンをお試しで画像生成していました。おそらくはそれが原因で、前のプロンプトの内容を引きずってしまったのかもしれません。


この結果をまとめると、

「登場キャラクターの固定」と「絵本の雰囲気や構図の統一」を徹底することで、統一感のある安定した画像を3枚生成することができました!



4、Copilotは小説の挿絵としては使えるの?


結論として、Copilotは小説の挿絵としては使えます。
そのためには、AIへのプロンプトの調整が必要となります。
具体的には、登場キャラクターの固定、小説の世界観の統一といった調整です。


また、今回の童話のような短い文章の挿絵なら充分使えますが、
自作の長編小説の挿絵だと難しいかもしれません。

ChatGPTから教えてもらった理由は↓こんな感じです。

・私の長編小説は感情重視で繊細な物語。それをAIに細かく指示する必要がある。
・世界観が複雑。また、エピソードごとに雰囲気が変わるため、微調整が難しい。
・Copilotでの表現には限界がある。


なので、
自作の長編小説の挿絵を制作する場合は、もう少し別の方法を考える必要がありそうです。
たとえば、今回のように「AIツールの役割分担」を活用することで、各AIの良い所を活かしながら挿絵を制作する方法も検討してみるのも良いかと思いました。

……。

あら?
私はどうやら、「自作長編小説の挿絵」を作りたいようです。
果たして、無事にできるのでしょうか??



5、CopilotとChatGPTは親戚同士?


こちらの2つのAIツール、実は共通点があります。

それは、
同じ系統の画像生成モデル(DALL-E 3系)を使っていること!



……ん?
じゃあなんだ?

画像生成は別にCopilotじゃなくても良いのでは??
いつものようにChatGPTを使えば良いのでは??



私もそう思いました。
が、よくよくみると……それはちょっと違うようです。


確かに、この2つのAIツールは同じ系統のAIモデルを使用しています。
しかし、AIツールには「プロンプトを受け取った際の解釈の違い」が存在するのです。


Copilotはいわゆる「自動補正」のような設計がされているそうです。
画像生成する裏で自動的に説明を足したり、スタイル指定を補ったりするプロセスがあるみたいですね。

一方で、ChatGPTは文脈を正確に反映します。
特に、物語の雰囲気やキャラクターの感情などは丁寧に解釈してくれるタイプです。


<その1>のプロンプトは同じまま、ChatGPTで画像生成した結果がこちら↓

同じ系統のAIモデルで同じプロンプトなのに、Copilotとは雰囲気の全く違う画像が生成されました!



同じ鉛筆(AIモデル)を使っていても書き方(解釈)が違う。
だから、生成された画像にも違いが出てくる
ということなんですね。


6、まとめ


今回ご紹介したのは、CopilotというAIツールを活用して画像生成し、自作童話の小説の挿絵を制作していく方法をご紹介しました。

絵本のような童話の挿絵では、プロンプト設定のタイミングで「登場キャラクターの固定」と「絵本の雰囲気や構図の統一」を徹底することにより、統一感のある安定した画像を生成することができます。

また、AIの特性によっては「AIツールの役割分担」をしていくと、画像の生成がより上手くスムーズにできることが分かりました。


自作の童話の画像を生成してみた「そうちゃん」は、私の理想にかなり近い状態です。
今回の1番の収穫は「AIで挿絵制作できた」ことよりも、「自分の物語に確かに存在する“優しさ”を表現できた」ことでした。
Copilotというツールに出会えて本当に良かったと思います。
AIは今後も変化していきます。AIに勝手なイメージを押し付けないで、いろいろな面から学んでいきたいです。



さて、次回ですが、
申し訳ありませんが、内容は未定とさせていただきます!
今は2つほど案があって、どっちからご紹介しようか迷っています!

次回をお楽しみに!!




ここまでご覧くださりありがとうございました!



<追記>

童話の冒頭を確認したところ↓

ぼくは、青いシャツ。
胸のポケットに、黄色の車くるまのアップリケがついたシャツ。
そうちゃんが着きるための、小さな小さなシャツなんだ。


……!

ああ!

車のアップリケ、忘れてたぁ!!!!

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