【カネ①】地方自治体の財政
私が個人的に学んだことについて、「人、もの、カネ」とい大きく分け
て進めていくのがわかりやすいのかなと思います。
堅苦しいところから片付けていきましょう笑
財政の問題はやはり根本的な部分であり
民間(市民)と行政の相互理解が進まない原因になっていることが
多いように感じます。
国になると話は複雑になるのであくまで地方自治体に絞ります。
このトピックは日々状況が変わりますし、長くなる可能性もありますので
①と番号をつけて進めていきましょう。
地方自治体の歳入と歳出 砂川市の場合
まずは基本的なところ、一般会計と呼ばれる予算の歳入と歳出について
株式会社SHIROと関わりの深い砂川市を例に見ていきましょう。
令和7年度 砂川市一般会計予算(総括)
予算総額:235億9,800万円 (前年度比:約50.9%増 / +79億6,200万円)
1. 【歳入】お金をどこから持ってくるか?
※単位:千円(カッコ内は構成比)
市税: 2,427,760(10.3%)
地方譲与税: 118,500(0.5%)
利子割交付金: 1,600(0.0%)
配当割交付金: 17,200(0.1%)
株式等譲渡所得割交付金: 13,800(0.1%)
地方消費税交付金: 630,000(2.7%)
地方特例交付金: 50,000(0.2%)
地方交付税: 4,750,000(20.1%)
交通安全対策特別交付金: 1,600(0.0%)
分担金及び負担金: 68,913(0.3%)
使用料及び手数料: 169,114(0.7%)
国庫支出金: 2,746,419(11.6%)
道支出金: 1,189,451(5.0%)
財産収入: 14,082(0.1%)
寄附金: 140,002(0.6%)
繰入金: 2,434,705(10.3%)
繰越金: 150,000(0.6%)
諸収入: 172,454(0.8%)
市債(借金): 8,502,400(36.0%)
2. 【歳出】お金を何に使うか?(目的別)
※単位:千円(カッコ内は構成比)
議会費: 129,545(0.5%)
総務費: 2,646,380(11.2%)
民生費(福祉など): 3,369,675(14.3%)
衛生費(保健・医療): 1,592,727(6.8%)
農林水産業費: 422,126(1.8%)
商工費: 869,335(3.7%)
土木費: 1,226,381(5.2%)
消防費: 502,302(2.1%)
教育費(学校建設など): 9,994,334(42.4%)
公債費(借金の返済): 2,824,795(12.0%)
諸支出金: 20,000(0.1%)
予備費: - (0.0%)
【月収50万円の家庭が、1億円のリフォームを決断?】
総額236億円。令和6年度と比べると、50%ほど増額し
近年では最大の予算となっています。
数字が大きすぎてピンときませんが、
これを「月収50万円の家計簿」に例えると、今の砂川市のリアルが見えてきます。
砂川家の今月の家計簿(令和7年度案)
💰 収入(歳入)のリアル
・自分の給料(市税):5.1万円(10.3%)
・実家からの仕送り(交付税):10万円(20.1%)
・銀行からのローン(市債):18万円(36.0%)
※自分の稼ぎはたった5万円。残りは仕送りとローンでやりくりしています。
💸 支出(歳出)のリアル
・子供の学費・増築(教育費):21.2万円(42.4%)
・家族の医療・介護(民生・衛生):10.5万円(21.1%)
・ローンの返済(公債費):6万円(12.0%)
「まちづくり」の考えどころ
砂川市は「学校を新しくする」という投資を行っています。
収入の多くをローンに頼っているため、完成した後に「やっぱり使いにくかった」「維持費が払えない」となるのが一番のリスクです。
投資をすること自体が悪ではありませんし、個人的には、教育の分野に投資をするのは賢明な判断ではないかと思っています。
何より大事なのはこういったことを市民の皆さんが「知っている」ことです。
次回は、引き続き砂川市を例に各予算の性質を見ていきましょう。
砂川市の予算 砂川市HPより
https://www.city.sunagawa.hokkaido.jp/shisei/zaisei/files/r7yosannsoukatu.pdf
