環境を変えるのが恐ろしい

新しい環境に飛び込むことが苦手だった。僕は今のままでも何とか生活できているのに、どうしてわざわざ環境を変えなければならないのか。そりゃ今の環境には満足していないし、キラキラな将来像は描けないけれど、今よりも不幸になるのはもっと嫌だ。
その感覚が、最近少しずつ変化し始めている。

パートナーとの出会い

僕には付き合って2年半ほどのパートナーがいる。彼女は異業種への転職を複数回経験しており、そのために子育てと仕事をしながら看護学校に通って看護師になったこともある。半端ではない。
出会った頃は「パワフルだなぁ」「頑強な人なんだなぁ」と感服するばかりだったが、よくよく聞いてみるとそれだけではなかった。

彼女は、”宇宙の物質として在るべき場所に納まりたい”と考えているらしい。自分が在るべき場所は既に存在していて、その場所に納まることで「自然体な私」を体現できるそうだ。ああ、なるほどなと思う。

視野を広げて、自分の形を見つける

そもそも僕は「自分がどんな形をしているのか」を把握していないから、”在るべき場所”という発想自体が浮かんでいなかった。だから環境を変えることについても「今よりもマシな場所」しか想像できなかったし、自分にとっての
”マシ”って何なのかすらもよく分かっていなかったのだ。「自己分析」や「適職診断」よりもさらに深く。自分を”パズルのピース”だと捉えた時、”宇宙の物質”だと捉えた時、それはどんな形をしているのだろうか。この規模で物事を考える必要がある。

もう少し具体化すると「最終的にどんな生活をしていたいのか」を考える必要があるなと思う。どんな場所に住んでいたいのか。誰と生活していたいのか。何を楽しんでいたいのか。何と繋がっていたいのか。
おそらくそれが僕の形といえるのではないだろうか。

宇宙を想像する

また「宇宙の物質」という感覚について。アンガーマネジメントの一環として、強いストレスを感じた時に自分の視界を上へ上へと押し上げて宇宙から自分を俯瞰する方法が実際にある。僕は頻繁に活用しているのだが、自分自身を客観視することで心にゆとりが生まれてくるので効果的だと思っている。だから「自分を宇宙の物質」と捉えることは僕にとって親しみやすい発想なのだ。

僕がポジションを変えることは、もちろん僕にとっては大きな決断だ。環境がガラリと変わって、それまで築いてきた人間関係もリセットされる。仕事内容も一から学び始めなければならない。めんどくさすぎる、つらそうだ、と考えているうちに視野がみるみる狭窄していく。それで「やらない」のが今までの自分。

狭窄しそうになったらどうするか。そう、まずは「在るべき場所」を想像するのだ。そして「宇宙物質としての自分」を認識することで、視野が広がり目的地を再確認することができる。


・・・書いているうちに少し慣れてきた気がする。何回も試して、自分のものにしよう。




いいなと思ったら応援しよう!