見出し画像

第3回:クラウド型 vs オンプレミス型。自社に合うPMSの選び方

【PMSの基礎知識】クラウド型 vs オンプレミス型。自社に合うのはどっち?

こんにちは!宿泊DXラボ(@hotel_dx_lab)です。 いざ新しいPMSを探し始めると、カタログや提案書で必ず目にするのが「クラウド型」と「オンプレミス型」という言葉です。今日はこの2つの違いと、自社に合った選び方を整理します。

🏢 オンプレミス型(従来型)

  • 施設内に専用のサーバー(大きなパソコンのようなもの)を設置してシステムを動かすタイプです。

    • メリット: カスタマイズの自由度が非常に高いです。複雑な宴会・婚礼部門がある、または数百室規模で「完全に独自のオペレーション」が確立されている大型ホテルに向いています。

    • デメリット: 導入時の初期費用が高額(数百万〜数千万円)になります。また、5年前後でサーバーの買い替えが必要になり、保守管理の手間もかかります。オンプレミス型(従来型) 施設内にサーバーを置くタイプ。

☁️ クラウド型(昨今の主流)

インターネットを経由して、ベンダーが用意したシステムを利用するタイプです。Gmailやセールスフォースなどをイメージしてください。

  • メリット: サーバー不要のため初期費用が劇的に抑えられます。インターネットさえあれば自宅や出張先からでもスマホ・PCでアクセス可能。法改正や新機能のアップデートも自動で無料で行われます。

  • デメリット: インターネット回線がダウンするとシステムが使えなくなります(代替回線の準備が必須)。また、自社専用の過度なカスタマイズは難しく、システムの標準仕様に業務を合わせる必要があります。

■ 結論:どちらを選ぶべきか?

現在、新規で導入検討される施設の 8割以上は「クラウド型」が適しています。特に50〜100室前後までの施設であれば、クラウド型の身軽さと外部連携のしやすさが圧倒的な武器になります。 ただし、「ウチは特殊なやり方をしているから…」と安易にオンプレミスのカスタマイズに逃げるのは危険です。今の時代、「自社の特殊な業務フロー」自体を見直す勇気も必要です。

次回は、PMS選びで最も失敗しやすい、そして最も重要な「要件定義」についてお話しします。

💡 「うちの規模だとどっちがいいの?」など、個別のちょっとした疑問はX(@hotel_dx_lab)のリプライやDMでもお気軽にどうぞ!


いいなと思ったら応援しよう!