絵本レビュー『おばけパーティ』
「シンプルな絵での表現」に興味があるのですが、絵本はそれを学ぶのに最適なメディア。
ですので絵本はよく読んでいます。
最近手にとった『おばけパーティ』は、巧みなストーリーテリングと、ほっこりとした優しいオバケの絵に引き込まれる作品。
オバケ嫌いの子供にはもちろん、大人にもおすすめです。
まっ白いオバケのアンリが、友人を家に招待し、一緒にディナーを楽しむという物語。
まずは素敵な色のカクテル。
飲んだカクテルの色に染まるオバケたち。
かぼちゃのスープを飲むと、体の色がオレンジ色に。
サラダを食べると、体が緑色になってギザギザに。
オバケたちは、食べるたびに、色や形が変わっていきます。
最後のメニューではみんな透明になり、どうなるの?と、ストーリーに引き込まれました。
お茶目なアンリが、最後まで驚かしてくれます。
また、オバケならではの壁を通り抜け方や、三日月が時間がたつにつれて、違う窓から見えているといった、ユーモアもあふれています。
短い文章で小さい子供でもすっと理解できる内容で、シンプルで、飽きない絵本でした。
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