ブルーレイの黄昏(たそがれ)
大手メーカーの、ブルーレイディスクレコーダー市場からの撤退が相次いでいるが、PC内臓のブルーレイドライブについても状況は同じである。ネット配信などの普及で、面倒くさくて費用もかかるブルーレイなんて誰も利用しなくなったのだ。
私などは、古くは、松下とソニーとの間での「VHS vs ベータ」、ブルーレイが登場した時の、ソニーと東芝との間での「Blu-ray Disc vs HD DVD」の戦いを思い出すが、その HD DVDに勝利したブルーレイも結局は黄昏時をむかえた。画質は劣るが、使いやすく手軽で安いDVDが残るなんて皮肉なものだ。まあ、世の中、盛者必衰・栄枯盛衰ですな。
私は持っているパソコンの多くに内臓のブルーレイドライブをセットしているが、当初からこれが使いにくくて弱った。DVDのように自動的にすぐ画面が出てこないのである。何回か段階をふまないと?見れない。
しかも、品質を思んばかって国産の、より値段の高いドライブを買ったのだが、これがまた判を押したように、ある時から突然トレイが出てこなくなる症状が出る。これにも悩まされた。
youtubeなどの記事を見て、分解して、トレイが作動する部分に紙(ビニール?)製の穴あきパッチを張ってみたら、まあ出てくるようにようになった。
しかし、そもそもユーザー自身にこんな作業をしいる製品なんてどうかと思う。どう考えても欠陥商品だろう。この欠陥はどうも最後まで解決されていなかったようだ。私は、マスコミなどがなぜ追及しないのか、不思議に思っていた。昔からの由緒あるメーカーなので、マスコミも遠慮したのだろうか。ただこのメーカーも昨年生産を停止した。
ということで、途中から私は、音はガタガタと大きいが質実剛健な外国メーカー(あるいは、日本の大手電機メーカーの名を半分冠したそのOEM製品)の内臓ブルーレイドライブを使っていたのだが、このメーカーはとうに生産を停止している。しかし、中古市場での在庫は豊富なので、これから買う人はこれ一択だろう。国産の製品は中古市場でも値段が高いから。
