選ばれないは愛おしい
先日、「保護犬カフェ」に行ってきました。犬好きにとっては夢のような空間――そう、保護されたワンちゃんたちと触れ合いながら、軽食やお茶を楽しめる場所です。
茨城県つくば市にある【キドックスカフェ】さんにお邪魔しました。詳しい場所などは下にリンクを張っておきますのでご興味のある方はご覧ください。知人からの紹介でついに自分も行ける日が来た!と期待に胸を膨らませてました。


60分保護犬とふれあい、その後別部屋でランチするコースを選びました。金額は2500円位でした。部屋に入ると、そこには5匹ほどの犬たちがいました。一匹いっぴき見た目や毛並みも違って、見ているだけで心が和みます。スタッフさんにシステムを説明してもらい、いよいよ犬たちとのふれあいタイム開始――のはずでした。
ところが。
……よって来ない。
「まあ、そのうち来るよね」と余裕を装ってみたのですが、5分位だったと思いますが静かに時間だけが過ぎていきました。
床にしゃがみこんで手を差し伸べてみる。「おいで~」と声をかけてみる。……結果、犬たちは一瞬こちらをチラリと見たものの、すぐに「いや、結構です」と言わんばかりに首を戻す。
次の作戦はおやつ。犬用おやつは料金に含まれていて、事前にスタッフさんからもらっていました。おやつを手でわった瞬間、「ついに来るか!?」と期待したのですが、やはりダメ。
気がつけば床に這いつくばって、犬たちに手を必死に伸ばしている大男が一人とういう構図。



とはいえ、不思議と嫌な気分にはなりませんでした。犬たちが寄ってこないということは、それだけ警戒心が強かったり、人を見極めたりしている証拠でもあるはずです。過去に怖い思いをして人間に対して慎重なのかもしれない。そう考えると、「今日は選ばれなかったな」という事実すら、なんだか愛おしく感じられたのです。
その後はというと、スタッフさんがおやつのあげ方や犬の性格なども詳しく教えてくださって、無事に犬たちとふれあうことが出来ました。ちなみにおやつは中指の第一関節位にのせていたのですが、もっと指先の方にのせると怖がりな子も食べてくれることも知りました。ワンちゃんたちの保護されるまでの経緯が書かれたプロフィールファイルが一匹いっぴきあるのもすごく良かったです。スタッフの方々もとても親切丁寧で、施設全体に良い気が流れているように感じました。
スタッフさんの話によると、推しの子が出来て何回も来ている利用者さんもいるとのことです。無条件にかわいがり、不思議と「また来たい」と思ってしまうのだから、人間って愛のある生き物です。
というわけで、僕の保護犬カフェ体験は幕を閉じました。みなさんも行くときは「モテモテになれる!」という期待値を少し下げて、気楽な気持ちで訪れるのが正解かもしれません。
自分の固定観念を捨てて距離感を大切に接すること。
寄ってきてもらえたらラッキー、来なかったら笑い話。
どちらに転んでも、きっと素敵な時間になると思います。


ここまで読んでいただきありがとうございます。
この記事が少しでも今日のあなたにより添えたら幸いです。
フォローやスキも是非よろしくお願いします。
Let’sコギスマイル♪
