Z世代の安定志向の意味を誤解していませんか?
最近、安定志向の学生が増えているな
と面接をしていて感じます。
やはり私たち中小企業は学生に
相手にされないという事でしょうか?
こんな相談を受けたのですが、
私はちょっと本質とは違うな…
そう感じてしまいました。
なぜか分かりますか?
良く分からないという方は
ぜひ最後まで読んでください。
今回は学生の心の中にある
インサイトに少し触れてみる事で
自社の採用活動に活かすヒントに
して頂けたらと思います。
マイナビの23卒大学生の意識調査
まず学生の就職観や企業志向を
みていきたいと思います。
◇就職観
1位 楽しく働きたい…37.6%
2位 個人の生活と仕事を両立したい…22.7%
3位 人のためになる仕事がしたい…13.5%
◇企業志向
絶対に大企業が良い…48.5%
やりがいのある仕事なら中小企業でも良い…47.8%
このデータからも、中小企業だから
ではないことが分かると思います。
やりがいのある仕事であれば
十分にチャンスはある訳ですね。
問題はどう訴求するかではないか?
そのように私は考えています。
Z世代の企業選びの基準
次に学生の企業選びの基準を
フォーカスしてみていきます。
◇企業選びのポイント
1位 安定している会社…43.9%
2位 自分のやりたい事が出来る会社…32.8%
3位 給与の良い会社…19.1%
企業に安心感を感じるポイントは
1位「福利厚生が充実」、2位「安心して働ける環境」と続きます。
更に行きたくない会社では
1位「ノルマがキツイ」、3位「転勤が多い」
がランクインしています。
このような情報から何が読み解けるでしょうか?
人それぞれなので答えはありませんが、
私は以下のように考えます。
Z世代の学生は「不安」なのではないか?
年功序列や終身雇用は崩壊し、
GAFAでもリストラなんてニュースを
見せられたら不安にもなりますよね?
とにかく大企業に入って
真面目にコツコツ頑張った親世代は
下手をすると50代で梯子を外されます。
すると、親が高い学費を用意できず、
奨学金で大学に通うことになります。
将来に大きな借金を背負う所から
スタートする学生は
私立大学なら、約2人に1人の割合です。
結論、
学生の安定志向の本質とは?
「心理的安全性が欲しい」
そう私は考えます。
もちろん、条件面を見て
大企業で安定して潰れない会社
を選ぶという側面もありますが、
今の時代は大企業でも早期退社に買収等
個人にとっての安全性は担保できません。
自らの成長のために
中小企業で頑張る選択肢も
仕事内容と職場の環境次第では
十分検討に入りますよ。
これが言いたいのです。
冒頭の問いに対して、
『報道やアンケートの情報ばかり見て
学生の志向に踊らされることなく、
中小企業の強みを活かして
一人一人の学生と向き合うことを
先に始めてみては如何でしょうか?』
私はこのように回答しました。
如何だったでしょうか?
とにかく学生は不安だから
周りに影響を受けやすいのです。
親や友人や何と思われるか?
スキルが身に付くのだろうか?
この会社を選んで本当に大丈夫だろうか?
このような不安を取り除くことが
ポイントになると思います。
