読んだ本(2026年5月中旬)
5月中旬の読了本。
「吾輩は猫である」を読んだ勢いで「坊っちゃん」も読了
読んだ本の記事は大体1か月遅れの公開。
本を読めなくなった人たち / 稲田豊史
「本を読めなくなった人たち」はいま何を考え、どんな本音を抱いているのか。若い世代を中心に徹底取材し、<コスパ><タイパ>を無視できない現代社会の実情をリポートしながら、テキストメディアと読書の未来を考える。
今年度リクエスト2冊目。偶然だが本が売れない・本を読まない内容の本が連続になった。
昭和な価値観だと本を読むのは当たり前というか、「本を読みなさい」と言われた世代なので読まされたし、うちの子供たちもやっているが映像化された作品の原作とかノベライズなど結構読んでいた。しかしどうやら本を読むというのは特殊能力の部類に入るらしい。
そういう本を読む読まない・買う買わないの話は他の本でも論じられているものはあるが、本書はそれをインタビュー・ヒアリングベースで情報を得て書いているというのが新しい。この手の内容は飯田一史と三宅香帆のネット論争の話みたいに統計的なデータをもとにして解説していく論調が多い。それをヒアリングで作り上げていくとサンプル数的には少なくなってしまうが、生の声を知ることができるので興味深く読むことができた。
坊っちゃん / 夏目漱石
四国の中学に数学の教師として赴任した江戸っ子の坊っちゃん。校長の「狸」や教頭の「赤シャツ」は権力をふりかざし、中学生たちはいたずらで手に負えない。正義感に燃える若い教師の奮闘の日々が始まる。
青空文庫から。漱石を連続して読んでいるが、別に傾倒しているわけではなく近代小説で面白みがあるものを選んでいったら漱石を読んでいる感じ。また本書は県人としては読まないわけにはいかないだろう。(子供のころ読んでいるはずだが、まったく覚えていない)
坊っちゃんのキャラだけで1冊もたせる本。
メスを置け、外科医 / 中山祐次郎
震災後の福島で医療支援をしていた友が死んだ。さらに、福島のある病院から、院長急逝で診療を続けられなくなったとの知らせが。雨野は外科医を辞め…。現役外科医が生と死の現場をリアルに描く、シリーズ第8弾。
泣くな研修医シリーズ8巻目。やっと発刊に追いついたが、最近シリーズもの追いかけまくっていて、シリーズ完結してなくて宙ぶらりんのものが多数になっている。
医学生の巻で「伊佐や真子はでてくるのか」とか書いたがここで出てきた。
この巻では隆治が東北の被災地の病院で院長を引き受ける。作者の中山さんのエピソードをもとにしているようだが、内科を中心に悩みながらも活動していく話。
このシリーズの定番で最後は親しい人がなくなって、かなしい気持ちになるのはいつもの通り。
凛子先生の登場は今後の伏線なんだろうか?次巻で隆治はどの病院にいるのか?楽しみにして待とう。
