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第七章6

久々に自宅へ帰宅した。
翔太は何もなかったかのように出迎えた。
「いつもにぎやかだったのがいなくなって急に家の中が静かになってしまったから少し寂しかったよ。」と言ってきた。
キャバクラ三昧してお祭り行って同伴して、毎晩好き勝手やって楽しんでた奴が寂しいなんて嘘っぱちだと思った。

子どもたちに謝ることもなく、心配する声もかけない。それどころか
「いいもん食ったんか?ホテル楽しんできた?」

子どもたちは顔を見合わせていた。
まさかそんな質問されるなんて予想打にしてなかったんだろう。
「楽しいわけないじゃん。あんたのせいでどれだけこっちが⋯」「莉子!やめとけ。」
莉子が言いかけたが、蓮が止めた。
蓮は翔太の方を向いて
「楽しめてはないけど、外の世界が見れた気がしたよ。母さんと俺たちの自由な世界をね。」
蓮が冷たい目をして返した。

きっと莉子の感情の発言よりも、蓮の冷静な返しに翔太は何も言わなかった。

私は翔太なんかよりも犬が心配だった。
ペットホテルに長く居たせいか、ご飯もあまり食べられずストレスのあまり血尿が出てしまったそうだった。

私たちが帰る前日に山中がペットホテルから連れて帰ってきたそうだ。
私たちがいない間、山中がうちに寝泊まりしうちから職場へ行っていたようだった。
誰にでも奴隷扱いをする翔太は恐ろしい人間だった。

もう事件は解決したからと余裕な顔した翔太は俺は夕方から食事と言いながら用意して早速出かけた。

せっかくの夏休み期間も今回の件でほとんど潰れた。

夏休み明けの新学期もこの件がきっかけとなり、子どもたちは近所の目を気にするようになり学校へ行かなくなってしまった。
私は謝ることしか出来ず心苦しかった。
しかし子どもたちは違うことを言ってきた。

「学校は行かなくたってどうにでもなるから心配しないで。うちらママの協力ガッツリやるから。そんなことよりあいつどうにかしないと!また一から頑張ろう。」
莉子が私に話しかけた。
敬斗や蓮も家族じゃなきゃ出来ないことをやろうと私の肩をトントンと叩いてくれた。

それから数日後、2階にいる蓮からメールが届いた。
「あいつ誰かに口座止めるとか言われてるみたい。電話しててすげー怒ってる。機嫌悪いだろうから気を付けて。莉子と敬斗にも見せて伝えて。」
「分かった」と返事をし、すぐに2人に報告した。

一応報告して真理奈と留美子さんにも伝えた。
すると真理奈からメールが届いた。
「どこの人と話してるんかね?口座凍結ってことは弁護士かもしれないから相手の弁護士探ってみてくれる?分かったら教えて。」

それを読み静かに階段の踊り場へ向かった。
やはりすごく怒っている。
声が大きいから録音ができた。

「小野寺法律事務所で俺の◯◯銀行の口座を凍結するってことですよね?俺何もしてないですよ。マネーロンダリング?してないよ。そっちの奥さんが持ってるのに何で俺なんだよ。確かに3000万振り込まれたけど、俺はそれ頼まれたの。現金に換えてくれって。だからそのお金を引き出して手渡しで奥さんに渡しただけの話だよ。奥さんにどこやったのか聞けよ。俺は関係ないのに。被害者だよこっちは。口座凍結やめてくれよ。俺の使う金が入ってるんだよ。生活費どうしてくれるんだ。」
これを真理奈と留美子さんに転送。
それと弁護士事務所も調べてそれは真理奈に送った。

「ありがとう。電話して話してみるよ。まだ美咲のことは言わないように先生にも言うから。協力してもらおう。凍結するって言われたのは初めてだよね?」
「初めてだよ。翔太が言ってたのは私がいつも見れないネットバンクみたいだった。言わないように言ってもらえると助かる。お願いします。何かまた分かったらメールする!」と返した。

静かにリビングに戻った。
少し経って翔太が下へ降りてきた。
普通の顔していて、特に機嫌が悪そうな感じには見えなかった。
少しでも話を聞こうと思い話しかけた。

「さっき怒鳴り声が下まで聞こえたけど大丈夫?」
「全然平気。」と言ってタバコを吸いながら誰かにメールを打っているようだった。

平気というわりには貧乏ゆすりはすごいしため息はついてるし確実に平気ではなさそうだった。

もう少し突っ込みたかったが、あまり深入りすると翔太は警戒を強めてしまうと思い辞めておいた。

次回👉️「第八章 船が出航停止する(全4話)」
少しだけあらすじ⤵️
口座凍結をされた翔太は怒り狂う。警察までもが入ってくる事態へ⋯。そんな中突然翔太は高額な物を購入する。気が滅入る美咲たち。依然としてキャバクラでも豪遊する翔太。しかし美咲たちの話に耳を傾けてくれた意外な人たちが現れ⋯!


ーーーー次章より有料記事となります🙇‍♀️ーーーー

いつも♡やフォローをありがとうございます!
ありがたいことに、ここから一気にクライマックスに向け急加速し始めます。
しかし一筋縄ではいかない歯痒さ、いいところまで行くのに蹴落とされる現実をどのように乗り越えていくのかを一人一人の方に感じ取ってもらいたい。
パシリとなっている山中や悪事をし続ける翔太はどんな結末を迎えるのか。
私や子どもたち、協力者の一つ一つの努力の報いは果たしてやってくるのかをぜひその目で見ていただきたいです。

この記事を終えた後、私と子どもたちのその後の物語も描いていきたいと思っています。

そして以前自費出版のお話をさせていただいたかと思いますが、この話を一人でも多くの人に知ってもらいたい気持ちと詐欺や洗脳という恐ろしいものは案外翔太みたいな悪事を招く人物が近くにいることも多い世の中なので予防を張ってもらいたい気持ち、色々と思うところを汲み取ってチップや有料記事を買って頂いたお金は自費出版費用として充てさせて頂きたいと思っております。
ぜひ皆様のお力をお貸しください。

『・不倫・詐欺・洗脳』
この世の中終わることのないことです。
苦しみのループの中に入ってしまうと抜け出すことは簡単にはできません。
でもループに入らないよう自ら予防することは出来ます。
きっとこのお話を読んでいただけたら、私と同じ状況の方、被害に遭った方は一人じゃないんだと少しでも力になれたらいいなと思ってます。
一人でも多くの方へこのお話が届きますように。

最後までぜひお付き合いください🙇‍♀️✨

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