週刊オールライター第144号 「お笑い芸人さんの持っている力」
私は、幼稚園の頃からお笑い好きの母の影響で「爆笑レッドカーペット」「エンタの神様」などのお笑い番組を見ていましたが、その頃からお笑いが好きというわけではありませんでした。しかし、今でははっぴちゃん。のライブを見るために大阪へ行ったり、酒井直斗さんの単独ライブに母から誘われて行くなど、お笑いが好きになりました。その理由は、お笑い芸人さんの持っている「力」が関係しています。そこで今回は、お笑い芸人さんの持っている力についてお話しします。
1. お笑い芸人さんの持つ「人を幸せにする力」
まず、私の考える「お笑い芸人」という職業の持っている力は、人を幸せにする力だと思います。
それは日常のありふれた物事、つまり、どんなにつまらなかったり、悲しかったり、怒ったりすることなど、なんでも笑いに変えることで、人の顔を緩めてくれるのです。人は、笑うことで幸せを感じることができます。そう感じさせてくれる人がいるということは、実は本当にすごいことなのです(ちなみに、それを私に教えてくれたのは母でした)。
2. 人を笑いで幸せにする力を体感した出来事
ここでは、その「人を幸せにする力」を体感した出来事を紹介します。
2-1. 学祭でいじり倒されました😄 そいつどいつさん、ダイタクさん、アイロンヘッドさん
私が初めて、お笑い芸人さんの持つ力を体感した出来事が、大学2年の頃、通っていた大学の学祭で、そいつどいつさん、ダイタクさん、アイロンヘッドさんの3組によるお笑いライブを見たことがきっかけでした。
そのお笑いライブの最後に、3組のサイン入り色紙が当たるじゃんけん大会があり、3枚あったうちの最後の1枚は私が勝ち残って当てたのです。当選した私はステージに呼ばれ、芸人さん方とトークするのですが、話下手な私を面白おかしくいじってくれて、私も大きなリアクションを取りながら楽しむことができました。最後には、ダイタクの大さん(兄・ボケ担当)が私のリュックの後ろに刺さっていた水筒を抜き取りました。そいつどいつさんと喋っている時に、何か後ろの方で何かゴソゴソされているなと感じてはいたのですが、まさか水筒を抜き取られていたとは思わなかったです。大さんはこの水筒を
「え?水筒?大学の自販機で飲み物買わないの?」
というように言ったので
「あ、それ母が麦茶入れてくれたんですよ(大学3年頃に母の使っていた水筒が壊れるまでマイ水筒を持って行っていました)」
と言うと、
「お母さん優しい〜‼︎」
と返され、大きな笑いが起こっていました。この時、私は初めてお笑い芸人さんの持つ「人を幸せにする力」を体感し、お笑い芸人という職業の凄さを体感したのは言うまでもありません。
2-2. 前日のショックが吹き飛んだ! はっぴちゃん。
私が初めて好きになった芸人さんである、「はっぴちゃん。」。私が初めてお笑いライブを見るために遠出した芸人さんです。これまで2度、彼女目的で大阪へ行ったのですが、今回ご紹介するのは今年2月に卒業旅行として静岡・大阪へ行った際の出来事になります。
上記過去記事で詳しく述べていますが、この3泊4日の卒業旅行の2日目に、私は精神的緊急事態に襲われました。トラベルライターの横見浩彦さんがお亡くなりになられたからです。横見さんは、私の恩人である栗原景さんの鉄道ライターデビューに深く関わっている方であり、その話を旅に行く1ヶ月前に行われたトークショーの懇親会で聞いて、縁の大切さを知ったことで横見さんが私の中で大きな存在になったのですが、その存在がいなくなってとてもショックになりました。その日は近鉄五位堂駅のトイレで嘔吐未遂を起こし、京都市内某所にある私の母校の大学が運営する宿泊施設に直行。3日目は心の調子を配慮しながら過ごそうと思い、眠りにつきました。
一晩眠った後、ある程度回復したので乗り鉄やお土産購入などを行い、夕方に心斎橋へ向かいました。はっぴちゃん。の出演するライブに行くためです。
はっぴちゃん。は、とにかくポジティブなキャラクターを押し出しています。前日に精神的ダメージを負い、ある程度回復はしましたが予断を許さない状態で彼女のネタを見た結果、彼女の放つ言葉がとても素晴らしく聞こえてきました。そして公演終了後、サインと写真をもらって夕食に向かう時、私は幸せな感情でいっぱいでした。まさにこの時、彼女の持つ「人を幸せにする力」を感じていたのです。その感触は、先述の学祭の頃を大きく上回りました。
2-3. 緩急自在のエール 酒井直斗さん
現在、はっぴちゃん。とともに私が応援している芸人さんが、酒井直斗さんです。一人喋り(漫談・モノマネなど)を中心とした芸をされています。私が酒井さんを知ったきっかけは、私がとてもお世話になったラジオ局、NACK5の番組「キラスタ」の月曜日を担当しているからでした。母もこの番組を聴くことが習慣になり、やがて母はPitch FM(愛知県安城市・碧南市・刈谷市・知立市・高浜市で聴くことができるコミュニティ放送局)の番組「Pitch Beet Street 838」の金曜日を酒井さんが担当されていることから、それを「FMプラプラ」というコミュニティ放送を聴けるアプリで聴くようになり、やがて私もFMプラプラをダウンロードして聴くようになりました。
ある日、私はこのようなメッセージをその番組に送りました。
1年ももうすぐ半分が終わろうとしています。
思えば、いろいろなことがありました。大学を卒業して新社会人になり、環境も大きく変わりました。新人研修の際に上司から毎日のように言われた
「異常を放置するな」
の小言で意識を変えなくてはと思うようになり、技術者研修を受けている今、進みが遅い私を心配した上司が個人面談をしてくれて、
「もしかしたら今の環境良いかも」
とふと思う日もあります。今後は、それがずっと思えるようになりたいと思います。
この日の放送は、1年の折り返し地点が近かったことから、このようなメッセージを送りました。すると酒井さんは、このようにエールを送ってくれたのです。
心の異常も放置しないでね
この直後、この放送を聴いていた母子共に感動しました。酒井さんは、とにかく繰り出される言葉の一つ一つがとてもわかりやすく、優しく出てくれます。
また、帰省中だった先日11日には、酒井さんの単独ライブに行くために池袋に行きました。酒井さんの喋りを生で初めて聴いたのですが、緩急自在で、笑いあり感動ありの1時間30分でした。その力量や言葉の世界にとても感激すると同時に、喋りの上手な方に励まされたことはすごいことだったと思いました。
3. まとめ お笑い芸人は、人を幸せにさせる職業
ここまで、お笑い芸人さんの「人を幸せにする力」について話してきましたが、私はここ3年の間で、お笑い芸人という職業がどれほどすごい職業なのかを感じることができました。人を笑わせることは、人を幸せにすることに等しいです。すなわち、「お笑い芸人」は人を幸せにさせる職業だとわかりました。それを学んでからというもの、ここ数年でお笑いへの見方が一気に変わりました。
一方で、お笑いの中には万人受けしない内容もあります。私は、全く笑わなかったとしても、
「面白くない」
「笑えない」
「どこが面白いの?」
というニュアンスの言葉は絶対に言わないよう心がけています。なぜなら、そのような言葉は、お笑い芸人という職業の仕事内容を真っ向から否定するものであると考えているからです。要するに、誹謗中傷です。
むすびにかえて
今回は、お笑い芸人さんは「人を幸せにする力」を持っているということとその体験談をお送りしました。皆さんも、お笑いライブや寄席に行ってみてください。そして、腹の底からわらってみてください。お笑い芸人さんの力は、何にも変え難いとても素晴らしいものだとわかることでしょう。
それではまた。
