繊細な心にやさしい居場所を
繊細な心にやさしい居場所をつくりたくて、文章を書いています。
HSPとして生きづらさを抱えてきた経験から、
「心がふっとゆるむ言葉」を日々届けています。
◆ わたしとHSP、はじまりの物語
(自己紹介のかわりに)
はじまりの違和感
「どうして私は、こんなに疲れてしまうんだろう」
人と会うたび、音にふれるたび、何気ない言葉にさえ心がざわついて——
子どものころからずっと、“ちょっとだけ違う”という感覚を抱えて生きてきました。
誰かに話しても「気にしすぎ」と笑われて、ますます言葉を飲み込んだ日々。
でも、ある日「HSP」という言葉に出会って、ああ——やっと名前がついたんだ、と。
涙がこぼれるほど、ほっとしたのを覚えています。
“気にしすぎ?”とよく言われた日々
たとえば教室のざわめき。
誰かの小さなため息や、ふとした視線。
誰も気に留めないようなことが、私の心には深く刺さることがありました。
「気にしすぎだよ」
そう言われるたびに、「ああ、またわたしは間違ってるのかな」と、自分を責めてしまう。
けれど、本当は——
“気にしてしまう”ことの奥には、誰かの痛みに敏感な、まっすぐな優しさがあるのだと思うのです。
名前を知った日のこと
SNSのタイムラインに、ふと流れてきた「HSP」という文字。
それを何気なくタップした瞬間、画面に並んだ言葉の一つひとつが、自分の心を説明しているようで——
“これ、まるでわたしのことじゃない?”と、胸がつまる思いでした。
「今まで、ちゃんとあったんだ。わたしに名前が」
その瞬間、長いあいだ霧の中を歩いていたような孤独が、すこし晴れた気がしました。
知らず知らずのうちに、自分を否定することに慣れてしまっていた心が、
ようやく誰かの言葉によって肯定された日。
あの夜の静けさと、胸の奥でふわっと広がった温かさを、私はずっと忘れません。
わたしの取扱説明書
音や光、人の気配。
それらに敏感なわたしは、賑やかな場所にいると、まるで心が擦り減っていくような感覚になることがあります。
たとえば、誰かのちいさな声のトーンひとつで、心がざわついたり。
ひとの悲しみや喜びが、自分のことのように胸に入り込んできたり。
そんな自分を、長い間「弱い」と思っていたけれど——
今はこう思えるようになりました。
この感受性は、世界をやさしく丁寧に受け取るための“わたしだけのセンサー”なんだって。
疲れたら、静かな時間をつくる。
無理だと思ったら、引き返していい。
誰かと比べず、自分のペースを守る。
それが、わたしがわたしを大切にするための“使い方”です。
誰かの灯りになれたなら
このnoteを書こうと思ったのは、過去のわたしのように、
「わたしって、おかしいのかな」と感じている誰かの心に、そっと寄り添いたかったからです。
HSPであることは、ときに生きづらさを伴うけれど、
同時に、目には見えないやさしさや微細な空気の変化に気づけるという、
かけがえのない力でもあると信じています。
まだ答えは出ていないし、これからも揺れながら進んでいくと思います。
けれど、この文章があなたにとって「ひとりじゃない」と感じられる、小さな灯りになりますように。
そして、あなた自身のやわらかな光が、また誰かの道しるべになりますように。
まず読んでほしい3つの記事
1. 予定があるだけで疲れるHSPの「予定の組み方」|serene-sakura 繊細な心にやさしい居場所を。
「どうして予定があるだけで、こんなに心が重くなるんだろう…」 そんな自分を責めてしまう日に。 “疲れにくい予定の持ち方”を、やさしく言葉にしました。
2. 『怒られた』『注意された』に弱いHSPの心を守る方法|serene-sakura 繊細な心にやさしい居場所を。
ちょっとした言葉で深く傷ついてしまうのは、弱いからじゃない。 繊細な心を守るための、小さな工夫をまとめています。
3. 「もう誰も信じたくない」HSPが心を閉ざす前にできること|serene-sakura 繊細な心にやさしい居場所を。
人間関係で心がすり減ったとき、 “どうやって自分を立て直せばいいのか”を、そっと手渡す記事です。
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必要なときに、必要な言葉が届きますように。
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