あなたが「世界との関係性」を見直すことで起こる「ポジティブな変容」の正体
20代の頃、どう社会と関わっていいかわからず、長い間、実家にこもっていた。
この時期、僕は自己理解も進んでいなければ、外界についてもわかっておらず、もちろんこうなると八方塞がりである。
そのあと、いくつかの挑戦をして書くことや、人の話を聴くことに適性があるとわかり、そこを軸に進んできた。
書くこと、人の話を聴くことは、それを仕事にする前から空気を吸うようにやっていた。
なので、それらの特性が自分の強みだと気づくまで時間がかかったのだ。
たまに「私って何の才能もないんです」と口にする人に出会うことがある。
これは完全に間違いだと断言できる。
恐らく才能の定義が、センスや他者から圧倒的に抜きんでた力などに偏っているがゆえに、出る言葉なのだろう。
能力や才能は、環境との相性である。
体格を例に挙げるとわかりやすい。
身長が高いとバスケやバレーで有利だ。
力士の平均体重は160キロ。入門の時点で160キロあったわけではなく、あとから増やしたのだろうが、体重を増やせる器(体格と内臓機能など)があれば、角界で有利に働く。もちろんアスリートには、闘志や根性、向上心も必要不可欠だろう。
こういう大きな体格の人が、細かいフットワークを求められる環境に行くとどうだろうか。もしくは、威圧感を与えるとマイナスな環境に行くとどうだろう。
それまでの環境で強みとされていたものが、一点して弱みに置き換わる。
つまるところ、人と環境の関係というのは、こういうものなのだ。
あなたがまだ「自分には能力がない」と悩んでいるのなら、「能力を活かせる環境に出会えていない」とリフレーミングしてみよう。
そう考えれば、心が軽くなる。
心が軽いと行動が増える。
行動が増えれば、あなたの最適解が見つかりやすくなる。
すべては捉え方次第。
自分を苦しめる解釈から脱し、自身が希望を抱ける解釈を身につける。
これこそが生きづらさを脱するコツかもしれない。
