【エッセイ】「誰も自分を理解してくれない…」と悩むあなたに向けて
長らく折り合いがつけられないことに、苦しんでいた。社会と折り合うことに。
伝わらないのだ。どれだけ、もがこうと。
丁寧に伝えようとしても誤解される。
僕の内側や脳内では、とめどなく言葉があふれ出て、自分の感じていることを誤解ないよう伝えようとすれば、時間がかかる。
社会はいつも慌ただしいし、すぐ「結論から話せ」とか言ってくる。
大きなお世話だと思いつつ、結論から話したとしても、全部伝わらない。
早とちりな人、バイアスが強い人は、僕が話した最初の一部分だけを捉えて全体化し「つまり、こういうことですね」と理解した気になっている。
もちろん、僕はそんなこと言っていない。
これはINFJあるあるなのかなとも思うが、しっかり伝えたいがしっかり伝える術を自分が持たないので、どんどん「ああ、ちがうのに」が溜まっていく。
しかしそういった内的な葛藤があるからこそ、いくらでも文章を書いていられる。
書いているときだけは自由だ。
とりわけ自分と相性が悪いのは、数値化されたことしか理解できない男性である。
IQ高めでEQが低い人は、理論、理屈を好む。対話している相手の背景に思いを馳せることをせず、ただ表層に見えているものだけを重視する。
その気持ちが、わからないわけではない。
自分がしっかり理解できるものに触れると安心感がある。曖昧模糊としたものしかない世界は、彼らにとって不安でしかないのだろう。
あなたが僕と同じような悩みや葛藤を抱えているのなら、丁寧に内側で世界を築いてほしい。
それは誰かから賞賛されるために作り上げるものではなく、あなたにとって揺るぎないものを手に入れるのが目的だ。
誰にも崩されない不可侵な城を、あなたの内側に築けたのなら、あなたは揺るぎない自分軸を手に入れられたのと同じである。
礎となるものを築き上げるのには時間がいる。
発端は、あなたがあなたを受容し理解することだろう。
「誰も理解してくれない」という悩みは、僕がnoteを通じて受けとめる。
あなたの選んだ題材や言葉選びは、何よりあなたという人間をわかりやすく届けてくれる。
うまく言語化できていなくても、言葉にしようと必死に言葉を探す様が、なによりも饒舌なときもある。
不器用なさまが、よりその人を表すことも少なくない。
安心してほしい。
あなたが「理解されない」と感じていても、必ず誰かには伝わっている。
全員に伝えるのは至難の業だが、たとえ一部の人にも深淵に届いて、響いたのなら意味がある。
大きな意味があるのだ。
