HSPやINFJは「誰かの心の穴を埋めたい」という欲求に従うと、やがてどこかで燃え尽きてしまう理由
それが自己犠牲だとは思わっていなかった。
しかし振り返ると、かなり長い期間、自身の献身的な行為に酔っていたのはまちがいない。
その結果「私を助けてほしい」という人が、わんさかやって来て立ち行かなくなった。
当然である。
僕のキャパシティは、そんなに大きくない。すぐに擦り減って「しばらく誰とも会いたくない」というモードに、しばしばなっていた。
しかし率先して「自己犠牲的な行為ができないか?」と探していたときの僕は、誰かから「あなたが必要なんだ」と言われたくてしかたなかった。
メサイアコンプレックスという言葉をご存じだろうか?
誰かの救世主になりたがろうとうするのが、メサイアコンプレックスの心理だが「福祉職に多い」とも言われているそうだ。
内観が進むと、自己肯定感の低さをどうにかしたくて、誰かを助けたがっていた自分の内心に気づけるようになった。
そこから生き方を変えた。
まずは自分を心地よくして、自分を自分で評価し続ける。僕が僕らしくないという行動は極力取らない。
頑なと言われても直感で嫌だと感じたところには足を運ばないし、ざわざわする人間関係を築かない。
意識的に生き続けた結果、メサイアコンプレックスの傾向がなくなりつつある。
人間関係はウィンウィンのものだけが残った。
きっとこちらの意識が変容したので、付き合う人間のタイプがガラリと変わったのだ。
自己犠牲や献身的な行為は、決して悪いことではない。
ただし燃え尽き症候群に陥るほどであれば、それはやはり不健全と言わざるをえない。
心優しい人ほど、メサイアコンプレックスに陥り自分自身をすり減らし、感情鈍麻になって何がしたいのかわからなくなりがちだ。
定期的にあなたがあなたの行動や深層心理を内観することで、「本当は何がしたいか?」がやがて明確になる。
時間がかかっても問題ない。
あきらめずに自己対話を重ねた先に、必ず希望があるのだから。
