イライラしないために始めたこと
「あ~時間がない!」
「あれもしなきゃ、これもしなきゃ……」
自分でやりたいブームの娘が牛乳を入れようとしてこぼす。
冷蔵庫の上にある隠しておいたお菓子を、長男がこっそり取ろうとして、手前にある食材を落とす。
「こらぁ! 何やってんのぉ!!(怒)」
仕事と育児をしていると常に何かに追われている気分になり、ついイライラしてしまいがちである。
子どもが主体的に動こうとしていることに対しては、温かい目で見守ってあげたい。
子どもが興味を持つことには、広い心で対応してやりたい。
本心ではそう思っている。
しかし、現実には「目の前の仕事(やるべきこと)」を増やされた気がしてしまい、ドカーンと雷を落としてしまう。
こういった思いをしているワーママは多いのではないだろうか?
そんなわたしだが、ある本を読んで、現在「心に余裕を持つ」訓練? 修行? を実践中である。
今回はその内容についてご紹介したいと思う。
これを読めば、あなたもわたしのように「やってみようかな……」と思うはず。
わたしの実践談を聞いて、あなたも今日からレッツトライ! &グッバイ、イライラ!?
【ある本はこちら↓↓】
「靴をそろえる」習慣を身につけよ
これまで、時間管理術・アンガーマネジメントなどさまざまな本を読んできたわたし。
こうした類の本では、大方メモ術やタスク管理、思考の切り替え方法など実用的な解決方法が示されている。
当然ながら、わたしもこれらで学んだことを実践してある程度、生活に活かしてきた。
しかし、それでも毎日やることはてんこ盛り。
やってもやっても「追われている感」は消えなかった。
その追われている感が、心の余裕をなくし、イライラをつのらせていることも自覚していた。
そんなとき、ある本でイライラしないための実践法について意外なことが書かれていた。
それは、忙しい日常に「靴そろえ」をする習慣を取り入れるということ。
(靴そろえなんて、やってもやらなくても生活はできること)
(こんなささいなことをするだけで、イライラが減るのか?)
きつねにつままれたような感じだったが、その日からわたしは早速実践してみることにした。
なぜ人はイライラするのか?
ところで、人はどんなときにイライラするのだろうか?
・担当業務で忙しいときに、上司が急に別の仕事を振ってきてイライラ
・平日の朝、子どもがなかなか朝ごはんを食べようとしなくてイライラ
・出かけようとしているときにスマホをどこに置いたか忘れてイライラ
人がイライラするときの最大の原因は、予定狂いなどによる「被害者意識を持つこと」にあるそうだ。
ほかにも心が傷ついたときに(これも傷ついたという意味では被害を受けている状態)自分を守るための反応として「怒り」が生じるらしい。
人は「自分の意志」を無下にされたり、抑圧されたりする状況におかれる、自身でコントロールできない状況(予定外のことが起きるなど)になると、ストレスを感じやすくなる。
例えば、自分でやろうと決めたことであれば集中できるのに対し、指示・命令されたことになると一気に「やらされている」感になってしまい、やる気が落ちてしまうことはよくあること。
宿題をしようと思っていたのに、そばから「宿題はまだなの?」と言われた途端に「やらされている」感が強くなってやる気がなくなってしまう子どもと同じである。
これと同じように上記の例では「予定が狂わされた」ことにより、被害を受けている感覚が強くなったことに原因があるといえる。
つまり、人は「自分のペースを乱されたとき」にイラッときてしまうのである。
子育ては究極の予定狂い
自分のペースで物事を進められないという、究極にあるのが「育児」だと思う。
わたしは幼いころから完璧主義の傾向が強く、自分で決めたことは何がなんでもやり通してきた。
しかし、子どもを産んでからその「マイルール」は一気に崩れた。
無理やりコントロールしようとして、痛い目にも遭った。
この経験から子どもは所有物ではなく、一人の人間であることを学び、育児=育自であることを知った。
※これについては、わたしの電子書籍もお読みいただけるとうれしい↓↓
子どもは「感情」の生き物だ。
わかりやすい例としてあげるのであれば、生まれたての赤ちゃんが「泣く」ことで自分のしてほしいことを訴えることがある。
こちらが授乳で不慣れな生活リズムになり、寝不足になっていようがおかまいなしである。
意思疎通ができるようになる年齢になっても、幼いほど、常に子どもは自分の気持ちでいっぱい。
大人側の事情など知る由もない。
嫌だと思えば泣きわめくし、やりたいと思えば、だめだと言われても手が出てしまう。
こちらがバタバタと家事をしている横で「いまぁ!!!??」というすごいタイミングで予定を狂わせることをしてくる。
自分のペースで動けない。
これが最大の「予定狂い」であり、事故に巻き込まれた感に陥ってしまいイライラしてしまうのだ。
「靴そろえ」をする意味
人は「やらされている」という被害者意識を持って生活していると、日々怒りを感じやすくなる。
「被害者モード」に陥らないためには、自分で「主体的に動いている」という感覚を身につけることが大切だという。
靴をそろえるということは、やろうと思えば10秒程度でできること。
しかし「忙しい病」にかかっていると「靴をそろえる時間などない!」と思ってしまう。
そこで考え方を転換するのだ。
→忙しいけど「靴をそろえる」ことは「自分で決めた」こと
→靴をそろえられないぐらい忙しいと思うのは「ふりまわされている感」が強くなっている証拠
=イライラ予備群が発動していると気づくチャンス!
実際にやってみた。
わたしの思考回路は以下の通りとなる。
帰宅時に家族が脱ぎ散らかした靴を確認
↓
玄関外には置き配のスーパーの食材が置かれている
↓
ー早く野菜たちを冷蔵庫に片づけたいー
↓
ー靴なんてそろえてられっかー(放棄する声)
↓
ー……待てよ。これは……ー
↓
ーこれぐらいコントロールできないってどんだけ忙しいねんー(心の声)
ここで自分にツッコむことで、忙しい病にかかっていることに気づかされた。
そして、一呼吸おいて、靴をそろえると心が落ち着いた。
そう、これが想像以上に効果的だったのである。
そして出かける前に玄関にそろっている靴を見るたびに「整った感」「コントロールできている感」が得られ、なんだか気持ちがいい。
こんなささいなことに、達成感・自信のみならず余裕まで持てたのだ。
たかが、靴そろえ。
されど、靴そろえ。
コントロール力を高める最強の習慣!?
休日に掃除をしている横で夫がソファでゴロゴロしていることにイライラする。
これも、二人の家なのに、自分一人だけがメンテナンスをやらされている感になっていることがイライラの原因になっている。
そもそも掃除するのは何のためかを考えてみよう。
仮に一人暮らしであったとしてもあなたは掃除をするはず。
それは快適な空間で生活したいと「あなた自身」が思っているから。
子育てをしていると「忙しい、忙しい」と言いがちだが、それは単に物理的に忙しいだけではなく、気持ち的に「忙しい」と思い込んでしまっている部分もあるのだ。
自身で「わたしは仕事も育児もしているから忙しいのだ」と刷り込んでしまい、より忙しく感じてしまっているというわけ。
そんな状況で突発的な予定が入ると、自分の時間が「奪われて」しまった気がして、イラっとしてしまうのだ。
「わたしは靴をそろえる時間があるほどに余裕がある」
そう思うと、なんだか忙しい感が減る気がする。
最近「丁寧な暮らし」という言葉をよく耳にするようになったが、これは現代が忙しい社会だからこそ、意識すべきことなのかもしれない。
仕事でも家庭でもイライラしない、心に余裕のある生活をしたいと思っているそこのあなた。
靴そろえは今すぐできます。
今日からわたしと一緒に「丁寧な生活」を意識してみませんか?
