転がる日記 4/21-4/27 2025
4/21(月)
Xのおすすめ欄がカオスになっている。何か良さげなことを言う系のアカウントと、メンタル不調を改善する系のアカウントと、生活に役立つライフハック系のアカウントと、気になってはいるものの深掘りできていないミュージシャンのアカウントと、有名なアニメや人の画像を無断転載して面白いことを言う系のアカウントで埋め尽くされている。そのようなものを欲する人間だと勝手にAIに判断されているのが癪に障る。
4/22(火)
本好きの子に紹介された「明日の僕に風が吹く」という小説を読み終える。感想は別できちんと書きたいと思う。とにかく素敵な作品だった。あえてこの本を選んでくれた事にも何かメッセージ性を感じて、暖かい気持ちになった。エンパシーがシンパシーを追い越して心を揺らす。
4/23(水)
雨が降ると心身が重い。昔は思い込みだと思っていたが、最近は起き抜けにダルさを感じて、カーテンを開けると雨が降っていることが多い。つまり天気を知るよりも先に心身が反応している。俗に言う気圧の関係もあるだろうが、DNAレベルで雨が苦手なものとして刻まれている気もする。こんな天気でもどこかへ行きたくなるような、そんな人間になりたい。
4/24(木)
春になるとシャムキャッツを聴きたくなる。ボーカルの夏目さんはいつだってかっこよくて自由でちょっと切ない。無色のオフィスを視界から遮るように、そっとイヤホンで耳を塞いで、それからはずっと春色の音楽に耳を傾けていた。そうして上の空で仕事を終わらせて、夜は行きつけのお店へ。一曲のように、短い時間で全てを詰め込んで伝えるなんて僕にはできない。ましてや凍った脳みそを上手く操れる訳もなく、焦燥感だけが空回りした。春が来たのに氷が溶ける気配はまだない。こんな時、夏目さんならきっと上手くやるだろう。
4/25(金)
明日から11連休のGWに突入するため、社内の誰もが浮かれていた。そんな気配をすり抜けるように会社を出て、夜は後輩とご飯へ。食べ放題のステーキをたらふく食らう。イケメン後輩のモテ話を聞きながら妬み嫉みを加速させつつ、嫌味のないその態度がやっぱり憎めないと再認識する。もう7年くらいの仲だが、どんなに見た目が良くなろうが、良い意味で変わらない中身もあって安心する。
4/26(土)
YouTubeで芸人のみやぞんを見る。悩み相談に答えていて、とにかく嘘でも幸せだと思い込めと、常にポジティブな思考でいろとニコニコ説教していた。妙に刺さるその言葉に感化され、無理矢理アホみたいに明るくなってみる。そのまま行きつけのお店へ。バカみたいに喋りすぎた。冷静に考えたら、何者かよく分からない相手にアドバイスされたら、誰だってめんどくさい。ましてや謎に多い熱量でこられたら引いてしまうのは当たり前だ。僕はみやぞんではない。自分が何者かまずは説明すること。それが圧倒的に足りていない。いつまでも街路樹の隙間からバスを見送る人生は楽だけどやるせない。それを辞めたくて踏み出すとこうやって間違える。だけど後悔になんて唾を吐け。息を切らして商店街を走って帰った。そのまま電車に飛び乗り新宿タワレコまで行き、知り合いのバンドの新譜を買う。音楽はいつだって恥ずかしい自分に寄り添う。
4/27(日)
後輩に誘われて生まれて初めてジムに行く。ランニングマシーンが思いのほか楽しくて、ええ感じに汗が出て、清々しい気分になった。筋トレマシーンも扱いやすくて素人でもやれることを実感。ゴリゴリマッチョしかジムにはいないイメージだったが、ガリガリホソッチョでも居心地が良かった。この調子でジム通いを習慣づけたい。なかやまきんに君になりたい。

