干支ポエム ~六十花甲子より~
天体運行や自然現象から導き出され分類された陰陽五行説から伝わる六十個の干支は、木火土金水の自然の営みと、季節感や一日の時間の推移を表しています。
干支、すなわち、時空間エネルギーを我々は生まれた瞬間に身にまとい、その後の才能、資質や行動領域などに影響されます。
六十個の干支ひとつひとつを見ていくと、人間の在り方がパーツとして分解され、一部の特徴として理解できます。逆に、そのパーツを組み合わせて統合することで、その人の全体像が見えてきます。このように、干支の理解は人間理解にも繋がるのです。
そこで、干支のイメージをひとつずつポエムにしてみました。まずは自然現象がそのままの特徴をもって表されている、基本の十二個のポエムをおたのしみくださいませ。
干支番号1 甲子(こうぼくのね)~樹木+真冬・真夜中
「孤独のダンス」
私の世界観からして
こうあったら平和であると
周りに伝えようとするも
ガラス越しであるかのように
だれの耳にも届かない
ならば身振り手振りでもって
なんとか想いを伝えようと
動こうとするとコツンとなり
進もうとするとガツンとされ
その理不尽にうずくまる
いっそこのまま独りでいようか
だれも知らない真理の森で
だれも触れない孤高の極みで
己と対話し 己に向き合い
孤独を味わいきればいい
何のために産まれてきたのか
何のために生きているのか
幾度となく問うてみた
どうして言葉を尽くすのか
どうしてこの手を伸ばすのか
答のないまま問い続けた
人に触れるのは 自分を確かめたいからか
他人と関わるのは 己を知りたいからか
そうしてわかった
孤独は上等
一人でいても 大勢でいても
孤独な私がここにいる
彼といても 皆といても
孤独なあなたがそこにいる
一人一人が孤独のままで
それぞれの表情で
手を取り合って踊る
人生とはそんなもの
ときに静かに ときに激しく
リズムにのって
空っぽになって
私はあなたで あなたは私で
ぐるぐると
何度でも 何度でも
孤独のダンスを踊ろう
干支番号2 乙丑(おつぼくのうし)~草花+晩冬・明け方https://note.com/https_inyou/n/n419beba17b17
干支番号3 丙寅(へいかのとら)~太陽+初春・早朝https://note.com/https_inyou/n/n8f9a0e7c75a4
干支番号4 丁卯(ていかのうさぎ)~灯火+旺春・朝
https://note.com/https_inyou/n/n47a779cb7bd5
干支番号5 戊辰(ぼどのたつ)~山+晩春・朝
https://note.com/https_inyou/n/na23eca3a1a21
干支番号6 己巳(きどのみ)~大地+初夏・昼
https://note.com/https_inyou/n/nac764e7a649b
干支番号7 庚午(こうきんのうま)~岩石+盛夏・正午
https://note.com/https_inyou/n/n042827e0ac49
干支番号8 辛未(しんきんのひつじ)~宝石+晩夏・午後
https://note.com/https_inyou/n/n6982e962ee03
干支番号9 壬申(じんすいのさる)~海・湖+初秋・夕方
https://note.com/https_inyou/n/nba9adea0bdff
干支番号10 癸酉(きすいのとり)~川+旺秋・日没
https://note.com/https_inyou/n/n2c05df012e72
干支番号11 甲戌(こうぼくのいぬ)~大樹+晩秋・夜
https://note.com/https_inyou/n/n7777e89772f8
干支番号12 乙亥(おつぼくのいのしし)~草花+初冬・夜更け
https://note.com/https_inyou/n/n821fcc625e9c
