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自信がない。技術もない。それは最初からわかっていた。それでもこの場所にいたい。それでもこの場所で書き続けたい。

書きたい、読んでほしい。そうしてnoteに綴りはじめた。しかし予想外に早く、ほんとうに早くソレはやってきてしまった。


来てくれてありがとう。極夜です。
今日はいつもとちがうお話をさせてください。
気持ちが沈む種類の話です。家族…両親に思うところある方、気を付けて。無理に読まなくても構いません。
…これを書かずに、わたしは次へ進めない。



極夜…長い夜が明けて昇る太陽をこいねがう。


職業は、臨床検査技師。最終学歴は専門卒。大卒ではない。検査技師辞めれば、高卒。ここに、今のわたしの大きな問題がある。
検査技師の何割かは、最初は薬剤師を目指していた、と話す。実はわたしもそれである。はっきり言うと、薬学部に入れるだけの学力がなかった。自分自身が検査技師の道を選んだことに後悔はない。どころか、今の仕事は天職と確信している。
わたしが間違えたのは、『大学へ進学することの意味』であった。希望の学部でないにしても、他の学部の受験を考えるべきだったのかもしれない。
両親はわたしの大学進学を応援してくれていた。しかし、何故大学へ行くべきなのかをわたしに教える人は、いなかった。そして、わかった気でいた。何もわかっていなかったのだが。
高校卒業と同時に、高校の友人とは疎遠になった。1学年450人、専門学校へ進む者は5人程度。県内トップではないが、それに次ぐ進学校。志ある者は自ら学ぶ。
そのような環境にあって大学進学を絶対条件にしなかったのは何故なのか。ほんとうの理由はわかっている。

「女は手に職をつけないと、結婚しなかったら生きていけないよ」
「変な人と結婚したら苦労するよ」
「おまえ、男に生まれれば良かったのに。男なら、一緒にお酒飲めたのに」
小さい頃からこう母親に聞かされて育った。勿論他にもいろいろ言われている。
高校時代、わたしが考えて出した結論は、
『早く職を得て独立する』
そしてこの頃は、…そう、就職氷河期の始まりだった。
以上2つの理由によりわたしは、進学よりも独立を選んでしまった。
つまり、人生の困難から逃走したのだ。

女は薬学部へ行くべきと、こだわったのは母親だ。わたしは、自分の道を自分で決めたと思い込んでいただけだった。あの頃は自分の将来について真剣に考えていなかったと、今になって気付いた。

母親はわたしには女でなく男であってほしかったのだ。
元気に育てばそれで良いのだと、外では話していたが、家のなかでは違った。勉強のできる良い子であることを求められた。勉強に限っては好きだから問題なかったが。
「男の子誰々がカッコいい」と友達との交換日記に書いただけで、みっともないことをするな、と母に説教された。ここで、恋はみっともないのか、と愕然とした。家で男の子の話はできないとわかった。
…子どもの頃に母がわたしを誉めた言葉、2つだけだ。「極夜は頭が良いね」「極夜は器用だね」他は、記憶にない。


大学進学しなかった事を後悔したのは、結婚した後だった。学歴も教養も努力して身に付けた夫と、同じ視点を持って生きたい。その時、自分の選択が誤りだったことに初めて気付いた。こんなに学のないわたしについて、夫は義母に「尊敬している」と話していることを、義母から直接聞いた。幸いなことに、今は夫がキャンパスライフの思い出・ゼミの思い出・大学がどんな場所であるかなどを、事あるごとに子どもたちに語っている。



noteで書き続けるために、わたしはここで今、自分自身を解放する。


自分は皆より劣っている、恥ずかしい物しか生み出せない。そう思った。そう思うときが来ること、わかっていた。そしてそれがやってきた。
noteの世界には、実に聡明な方々が多くいて、わたしがいくら考えても書けないものを、いとも簡単に記事にする。持っているものの違いが一目瞭然。
はじめは気にしないようにしていた。しかし、わたしの性格上、そのまま『気にしない』を継続することは、不可能だった。

越えなければ、あなたには追い付けない。
越えなければ、あなたのいる世界で言葉を紡ぐことはできない。あなたの言葉を聞くこともできない。

それはわたしにとって、恥ずかしさよりもつらいこと。

書けばよい。紡げばよい。
そのままの、情けない極夜を出してみろ。


未熟で拙い文章であっても、
それが今のわたしなのだから。


大丈夫、わたしは、ひとりじゃない。

今だって、あなたがいてくれる。


読んでくれて、ありがとう。


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