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「責任感」を手放したら、仕事が前より回るようになった

これは、
子どもの行事に参加するために
有給を取っていた日のことでした。

行事が終わった後は、
子どもを近くの公園へ
連れて行こうと思っていました。

ところが家に戻ると、
会社から何度か着信が
入っていることに気づいたんです。

なんだろう。

なんとなく嫌な予感がして、
少し不安を感じながら
会社へかけ直しました。

すると、重要な顧客から
仕事の確認が入ったというのです。

顧客からは、

「藤原さんがお休みなら、
明日でも大丈夫です」

と言われていたようでした。

ただ、会社からは、

「休みなのにすみません。
ただ、重要な顧客なので、
今日対応した方がよいと思って」

という話でした。

正確な言葉は少し違いますが、
だいたい、こんな内容でした。

■本当は、今日は勘弁してほしかった


その時、
私の頭に浮かんだのは、

「顧客が明日でもいいと
言っているなら、
明日でいいじゃないか」

「今日は休みなんだけど」

「もう勘弁してくれよ」

という言葉でした。

正直、うんざりもしていました。

でも、実際に口から出たのは、
本音とは反対の言葉でした。

「〇さんも、分からないままだと
困りますよね」

「こちらで対応します。
ご連絡ありがとうございます」

そう答えたんです。

電話をしてきた人も、
どう対応すればよいか分からず、
困っていたのだと思います。

その立場を考えると、
断りにくくなったのもありました。

そして私は、
子どもとの時間をいったん止めて、
仕事を始めました。

「ちょっと、すぐに終わるから
待っててね」

最初は10分くらいで
終わると思っていました。

でも、実際には
30分以上かかりました。

その分、公園へ行く時間も
遅くなってしまいました。

パソコンの画面を見ながら、
ため息ばかりが出てきます。

肩には力が入り、
呼吸も浅くなっていました。

胸や胃のあたりが
きゅっとする感じもありました。

「なんで、休みの日まで
こんなことをしているんだろう」

「これじゃあ、有給を取った意味が
ないじゃないか」

そんなことを考えながら、
少しでも早く終わらせようと
イライラしながら焦っていました。

■引き受けたかったわけではなかった


当時の私は、
会社や電話をしてきた相手に
腹を立てていました。

でも同時に、

「なぜ、また大丈夫ですと
言ってしまったんだ」

と、自分にも
腹を立てていました。

本当は、仕事を
引き受けたかったわけではありません。

断った後に、
何か問題が起きるのが
怖かったんですよね。

重要な顧客からの
信頼が下がるかもしれない。

注文が減り、
数字が下がるかもしれない。

会社からの評価も
下がるかもしれない。

今後、仕事が
やりにくくなるかもしれない。

休み明けに問題が大きくなり、
余計に苦労するかもしれない。

それは困る。

そう考えると、
その場で対応してしまった方が、
後が楽な気がしたんです。

つまり私は、
仕事を早く終わらせたかっただけではなく、

断った後の不安や気まずさを
早く終わらせたかったのだと思います。

■守りたいものと、自分を縛る基準は違った


私が守りたかったものは、
いくつかありました。

顧客との信頼。

会社からの評価。

仕事に責任を持つ人だと
思ってもらうこと。

私は、それらを
大切にしたいと思っていました。

そして、その思いから、

「顧客との信頼を守るには、
休みでも対応しなければならない」

「重要な顧客の依頼を断ったら、
評価を失うかもしれない」

という基準まで、
自分で背負っていたのです。

顧客との信頼を
大切にすること。

休みでも必ず
対応すること。

私は、この二つを
同じものとして扱っていました。

でも、違ったんですよね。

正確に言うと、
責任感そのものを
手放したわけではありません。

私が手放したのは、
責任感だと思って背負っていた、

「重要な顧客なら、
休みでも対応しなければならない」

という基準でした。

信頼を大切にしながら、
緊急性を確認することはできます。

仕事に責任を持ちながら、
休み明けの対応を
相談することもできます。

「大丈夫ではない」と認めることは、
責任を投げ出すことではありません。

守りたいものと、
自分を縛っている基準を
一度分けてみることなのだと思います。

ここまでは、
私が何を背負っていたかに
気づいた話です。

ただ、頭で

「背負いすぎていたんだ」

と分かっても、
同じ場面になると
また反射的に

「大丈夫です」

と答えてしまうことがあります。

有料部分では、
私が背負っていたものを
どのように分け、

実際の返事や行動を
どう変えていったのかを
再現できる形でまとめます。

具体的には、

・「大切にしたいもの」と
 自分を縛る基準を見分ける方法

・責任を投げ出さず、
 過剰な基準だけを下ろす手順

・「大丈夫です」と答える前に
 確認できる現実的な言葉

・自分の一場面を整理する四つの質問

・事実、リスク、責任範囲、
 相手への一文まで整理する
 完全版AIプロンプト

を収録しています。

読み終わった後、
自分が抱えている一つの場面を
実際に整理できる構成です。

さらに、質問に一つずつ
答えながら進められる、

「背負いすぎた『〜しなければ』を
いったん下ろすAI」

も、希望者へお渡しします。


今回は、まず一つの場面で実際に試してもらい、
今後の改善につなげるため、
100円にしています。


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