泣き虫な太陽の祈り
金色に染まる空の真ん中
あなたは 誰よりも優しく笑い
誰よりも静かに 涙をこぼす
悲しいから 泣いているのではありません
この世界が あまりに眩しく
花たちが 懸命に息づき
風が 柔らかな歌を運んでくるから
その愛おしさに 心が溢れてしまったのです
黄金の雫
ポロリ、ポロリと
空からこぼれる 陽だまりの粒
それは 乾いた大地を潤し
蕾の背中を 優しく押す
「天気雨」という名の 魔法の贈り物
あなたは 知っているのでしょう
光だけでは 花は育たず
雨だけでは 虹は架からないことを
祈りの光
泣き虫な太陽
あなたの涙が 湖に落ちて
波紋は 黄金の輪を広げていく
泣いてもいいのです
その雫のひとつひとつが
明日を咲かせる 種になるのだから
沈みゆく空に 最後の涙をひとしずく
「おやすみ」の代わりに 輝きを置いて
あなたは 優しい夜の向こう側で
また明日 泣けるほどの美しさに出会うために
静かに 瞳を閉じるのです

#3つのお題に空想のひらめきを
#泣き虫な太陽
#片桐みかんさん企画
みかんさん、マガジン収録して下さり感謝です(^人^)💞
西野光照さん、マガジン収録して下さりありがとうございます(^人^)💞
