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夏休み、それぞれの戦い

今期の給食は明日まで。

来週からは夏休みが始まる。

我が家は普段、私も職場で昼食を注文しているし、子どもたちも給食がある。

だから朝ご飯さえ何とかすればいい。

しかし、長期休暇はそうもいかない。

いつもの日常ではダメなのだ。

まず増えるのが昼ご飯。

児童クラブへ持っていくお弁当が2人分だ。

「お弁当作りが始まる」

そう思っただけで憂鬱である。

正直、少しクラクラする。

長男一人の頃はまだ良かった。

家で留守番もできたし、私が昼休憩に帰って昼食を用意することもできた。

本人に任せられる部分も多くて割と自由だった。

しかし次男はそうもいかない。

さすがに毎日留守番は心配なので、平日は児童クラブへ行く。

すると当然こうなる。

長男も一緒だ。

「巻き込まないでくれ」

と不満たらたらの長男。

今年の4月から児童クラブ生活が始まって以来、長男の口から何度も聞く言葉がある。

「お前のせいで一人の時間がなくなった」

「お前のせいで俺はいつも巻き添えだ」

長男は今日もお怒りである。

とはいえ、今まで自由に過ごしてきたのだから、そこは頑張っていただきたい。

しかし怒りがMAXになると、矛先は次男へ向かう。

そして始まる兄弟げんか。

取っ組み合いになることもしばしばだ。

そんな兄たちを止めるのは、決まって末っ子である。

「あーんぱーんち!」

最初はかわいいものだ。

ぽふっ。

そんな感じで兄たちを叩く。

ところが最近は違う。

足腰がしっかりしてきたせいか、なかなかの威力になってきた。

というか、地味に痛い。

兄たちも本気で嫌がる。

それでも末っ子は止まらない。

「あーんぱーんち!」

「あーんぱーんち!」

兄たちの平和が訪れるまで、その正義の拳は振るわれ続けるのである。

来週から始まる夏休み。

母はお弁当作りに震え、

長男は自由時間を失うことに嘆き、

次男は児童クラブへ向かい、

末っ子は今日も兄たちの平和を守る。

今年の夏も、なかなか賑やかになりそうだ。

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