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雑記:AIに「それ、どうやって考えたの?」と聞いても意味ない理由

「それどんな推論過程を踏んだんですか?」
というのをAI本人に聞き出そうとするやつ。

これ、「実行時の“本当の思考ログ”を教えてくれる」という意味では、ほぼ意味がないんですよね(反省)。

モデルは、自分の内部状態をそのまま可視化しているわけではなく、
「こう説明すれば筋が通って見えるだろう」という事後的な物語を新しく生成して返しているだけです。


研究的にもこうした説明テキスト(いわゆる chain-of-thought)が、
必ずしも内部の計算過程と忠実に一致しているわけではない、
という指摘が増えています。

もちろん、ユーザー側が「自分が与えた前提」や「どこで飛躍が起きているか」を確認するために、
説明を“ツールとして”使うこと自体は有用です。

ただしそれは内部ログの再生ではなく、あくまで後から作ったストーリーだという前提は外せません。

それから、AIは社内Wikiや未公開のソースコードなど、公開されていない内部情報には基本的にアクセスできません

答えられるのは、公開情報や一般的な知識、それにユーザーが会話やファイルとして与えた材料に限られます。

そしてもう一つ重要なのが、
「出典やリンクの付いていない情報」の扱い。

こうした情報の中には事実に近いものもたくさんありますが、
もっともらしいだけで間違っている“ハルシネーション”も少なくありません。

なので私は、「出典のないAIの説明は、事実としてではなく“もっともらしい仮説”くらいに扱う」くらいがちょうどいいと思っています。


特に医療・法律・お金のような高リスクな話題では、必ず一次情報や専門家で裏取りをした方が安全です。

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未空 零 {ミソラ レイ} この記事良い!と思ったら「スキ」やフォローをぜひお願いします! チップは文献代に活用させていただきます!