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mon9_dm7
雑記:AIに「それ、どうやって考えたの?」と聞いても意味ない理由
「それどんな推論過程を踏んだんですか?」
というのをAI本人に聞き出そうとするやつ。
これ、「実行時の“本当の思考ログ”を教えてくれる」という意味では、ほぼ意味がないんですよね(反省)。
モデルは、自分の内部状態をそのまま可視化しているわけではなく、
「こう説明すれば筋が通って見えるだろう」という事後的な物語を新しく生成して返しているだけです。
研究的にもこうした説明テキスト(いわゆる chain-of-thought)が、
必ずしも内部の計算過程と忠実に一致しているわけではない、
という指摘が増えています。
もちろん、ユーザー側が「自分が与えた前提」や「どこで飛躍が起きているか」を確認するために、
説明を“ツールとして”使うこと自体は有用です。
ただしそれは内部ログの再生ではなく、あくまで後から作ったストーリーだという前提は外せません。
それから、AIは社内Wikiや未公開のソースコードなど、公開されていない内部情報には基本的にアクセスできません。
答えられるのは、公開情報や一般的な知識、それにユーザーが会話やファイルとして与えた材料に限られます。
そしてもう一つ重要なのが、
「出典やリンクの付いていない情報」の扱い。
こうした情報の中には事実に近いものもたくさんありますが、
もっともらしいだけで間違っている“ハルシネーション”も少なくありません。
なので私は、「出典のないAIの説明は、事実としてではなく“もっともらしい仮説”くらいに扱う」くらいがちょうどいいと思っています。
特に医療・法律・お金のような高リスクな話題では、必ず一次情報や専門家で裏取りをした方が安全です。
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