西洋絵画、どこから見るか?(国立西洋美術館)
ここ近年は図録を買わずにいたのだけど、今回はとにかくキャプションの解説がよかったので図録を買った。
あと全作品の写真撮影可能だった。個人的にはキャプションの写真が堂々と撮れるのが嬉しい。
第1章 ルネサンス
この章は宗教画が多め。

ルネサンス期の子どもって顔があまり可愛くない……。

最近ビアズリー展をみたから、肉感的なサロメだなあと思って見ていた。あとあまり少女っぽさも感じないんだけど、今と当時とで「少女っぽさ」の感覚が違うのかもしれないし。
第2章 バロック

フライヤーにも載っている傑作。
陰のつけ方とか野菜のはみ出し方とか一種のだまし絵みたいになってる精巧さ。

28 十字架のキリスト もエル・グレコだけどそちらは国立西洋美術館所蔵なので、サンディエゴのほうを写真に撮った。かっこいいなあ。

ルネサンスに比べてバロック期に描かれる普通の子どもは可愛い。

聖母子の子どももルネサンス期より子どもらしく描かれている。
これは花と人物を別々の画家が描いているコラボ作品。セーヘルスが花環を描いたあとに人物が描かれるらしい。

キャプション下には「一般市民が絵のモデルになる時代、到来!」とのこと。17世紀のオランダというとフェルメールがまず思い浮かぶし、これもフェルメールぽいなと思ったけど、フレルが先みたい。
第3章 18世紀

長い間カナレットの作品だと思われていたもの。私も見たとき「あ、カナレット」と思ったけど、カナレットの甥の工房で働いていたベロットの初期作品とのこと。
18世紀のグランド・ツアーから生まれた都市景観画って観光地ポストカードの元祖で好き。

画家の自画像。フライヤーの表紙を飾っている作品。
リボン、レース、サテン生地。ロココ風で可愛い。フランス宮廷のイメージそのまま!
第4章 19世紀

そうだよなーこれが現代人の考える「少女」なんだよなー。ティツィアーノのサロメとの少女性の違いよ。

さすがに19世紀に描かれる子どもはリアルでなおかつ可愛い。
おわりに
作品リストを最後まで見なかったので、追加作品が常設展示にあることにあとで気づいたし、閉館時間も迫っていたので常設展は見なかった。
機会があったらまた常設展だけ観に行くつもり。
