メンパでは解決しない。メンタル負荷の正体―AIは毒にも薬にもなる
メンパ…?
最近聞いた「メンパ」ということば
【メンタルパフォーマンス】
「タイパ」「コスパ」に次ぐ第三のパフォーマンスとしてのことばだそうです。
今の時代、情報過多により多くの人が疲れていると言われています。
情報の爆増により、選択肢が増え、真偽不明な事柄を見抜く必要がある。
このことが、メンタルに負荷をかけている。
というように、一般的に語られています。
ここを解決するのが
「メンパ」
このメンタル疲れを、企業などが察して、あえて選択肢を減らして提供する。
といったことが実践されつつあるということです。
ただ
他者によって選択肢を減らすことが、本当にメンタルの負荷を減らすことにつながるのか。
そこに少し疑問を感じました。
【メンタル負荷の正体】
まず、メンタル負荷がどこから来ているのかを考えます。
「メンパ」ということばから考える場合
それは
「情報過多による真贋を見抜くためのストレス」
このようになります。
このストレスを解消する手段として
「他者が選択肢を減らして、考える余地を無くすこと」
これがメンパの実践例として語られています。
これは解決になるでしょうか?
逆に考えてみると
他者により、あえて絞られた選択肢から選ぶ
↓
後になって、別の選択肢に気づく
↓
「あのとき、なぜこれがなかったのか」
こう思うことも、ありえます。
私だったら、こちらのほうがメンタル負荷が溜まりそう…
「主体性を奪われたストレス」
ですね。
よって
メンタル負荷の正体とは
「選択肢が多すぎて選べないこと」
ではなく
「選択の意味が理解できていないこと」
にあるのではないかと考えます。
選択肢それぞれを理解できれば
メンタル負荷も少なく、自分にあった選択ができる。
わかりやすいならば
選択肢は多ければ多いほうがよいはずです。
AIは毒にも薬にもなる
ここからは、私が実際に使っているAIの話です。
どれだけたくさんの選択肢があっても、全てをAI(ChatGPTやGeminiなど)に読み込ませて
「以上の選択肢について、前提・メリット・注意点を簡単に、わかりやすく、整理してください。決定は自分で行います。」
このように聞きます。
これだけで
だいぶ理解できるように整理してくれます。
返ってきた回答をよんで
さらにわからないところを聞く。
ただこれだけで
選択によるメンタル負荷は、ずいぶん下げられる気がしています。
真偽不明の情報の氾濫にAIが使われていることは事実です。
しかし
その情報の洪水から掬いだしてくれるのもまた、AIなのかもしれません。
