子育てを心から楽しむために
子育てをしていると、悩みや不安になることがたくさんありますよね。
私のなかで一番の悩みになっていたのは、
なんで子育てを心から楽しめないんだろう⋯。
そんな思いに長く苦しんだ時期がありました。
「ありました」と言いつつも、いまでも悩んだり立ち止まったりの毎日です。
こどもは本当に可愛いし、心の底から大切な存在です。
それでもなぜか、「子育て」が楽しいと感じられない時期がありました。
そんな苦しい時期を変えるきっかけとなったのが、ふと心に浮かんだ自分への問いかけでした。
"こどもがまだママのお腹の中にいたとき、どんな未来を思い描いていたんだっけ⋯"
公園で家族みんなで楽しく遊んだり。
大きくなったこどもと一緒に旅行に行ったり。
楽しくて明るい未来を想像していたはず。
そんな想像していた未来の自分やこどもの姿と、
今の姿を比べてみました。
「なんか違う⋯。」
「こんなはずじゃなかったのに。」
こどもの成長を手放しで喜ぶ想像のなかの自分が、今の自分を変えるきっかけをくれました。
それから私は、子育てのことで悩むようなことがあれば、必ず自分と向き合うようになりました。
自分やこどもを取り巻く環境や、自分自身の状況に大きな不満はない。
それなのに、こどもとの時間を心から楽しめないでいる。
もしあなたが今そんな状況にあるとしたら。
自分の心と真剣に向き合うことで、子育ての時間が少しずつ違った景色に見えてくるかもしれません。
この記事は、
今まで私が自分と向き合ってきたことで気づいた学びを綴っています。
決して「正解」や「ノウハウ」のような便利なものではありません。
子育ての時間が少しでも明るくなるために。
そのきっかけの一つとして、必要な方に届いたら嬉しいです。
"親だから"背負い過ぎていた
こどもとの時間を楽しめていない。
そんな悩みを少しでも晴らすために自分と向き合い始めたとき、
まず最初に感じたことがこれでした。
「"親だから"という思いに縛られて、必要以上に背負い過ぎているんじゃないか?」
誰に言われたわけでもないのに、なぜか子育てのことになると
「自分が教えてあげないと」
「親が我慢してでもこどものことを優先するべき」
無意識にそんな思いに縛られていました。
当てはまる方も多いのではないでしょうか。
子育てをちゃんとしようとすればするほど、
無意識に背負いすぎていたのかもしれません。
その重みに心が耐えきれなくなったとき、
「こんなに辛いのに、毎日をまわしていくだけで精一杯。」
「周りは自分に求めてくるばっかりで、この辛さを分かってもらえない。」
余裕がなくなった心が限界を迎え、こどもとの時間を楽しむことができなくなりました。
今思えば、
子育てが楽しめなくなったのは、こどもや環境のせいではなく、自分自身の心に原因があったんだと思います。
自分の心の状態を理解しないまま、環境やこどもの方を何とか変えようとして、空回りしていた自分がいました。
変えるべきは環境やこどもの方ではなく、自分の心の方だったんです。
「原因」というと、自分を責めたくなったり、マイナスな意味に聞こえてしまうかもしれません。
でもそうではないんです。
私が自分の辛い経験から学んだのは、
原因が自分の心にあるということは、心と向き合うことで自分で状況を変えられるということなんです。
背負うだけが子育てじゃない
今までの息子の様子を見ていて思ったことがありました。
それは、
"子育ては親だけがしているものではない"ということです。
ある日公園で遊んでいたとき、息子が知らないおともだちやママさんに話しかけているのを見かけました。
息子は元々かなりの人見知りで、他人との関わりを避けるタイプでした。
そんな息子が、自分から駆け寄っていき楽しそうに話し込んでいました。
私が何か教えたわけでも、背中を押したわけでもないのにです。
私の知らない間に、おともだちに連れられて初対面の子と混じって遊んだことがあり、その経験が息子のなかで良いお手本になったみたいでした。
その様子を見て思いました。
「自分が常に傍にいなくても、この子はちゃんと自分の世界を広げていけるんだ⋯」
親が全部背負わなくても、こどもはちゃんと育っていく。
頭では分かっていたつもりでも、息子の姿を見て心から実感できた瞬間でした。
じぃじやばぁば。保育園のおともだちや先生。
私や妻の友人やそのこどもたち。
公園でいつも声をかけてくれる地域のおじさん。
いつも通っているスーパーで、笑顔で話しかけてくれるおばちゃん。
大好きな習い事の先生。
息子の人生に関わった様々な人が、息子の成長を支えてくれていたんです。
"こどもは親がちゃんと育てないといけない"
そんな形だけの価値観に振り回されていた自分にようやく気がつきました。
親だって人間です。一杯一杯になれば余裕なんて無くなって当然。
時には"親としての自分"をやめて、流れに身を任せることも必要です。
"こどもの成長のために、早い時期からこうすべき"
"子育ての正解は?"
そんなものに振り回されることなく、親は親にしかできないことに集中していれば良かった。
息子の成長を、全て親が背負う必要はなかったんだ。
これが私自身と向き合って分かった、私の一番の気づきでした。
こどもの想いに心から寄り添ってあげたい。
どんなときも、こどもの絶対的な味方でいてあげたい。
自分なりの"親にしかできないこと"に全力を注ごうと決めました。
そう思うと、自然に肩の力が少しずつ抜けていったような感覚になりました。
少しずつですが、力を抜いてこどもとの時間を楽しめるようになっていきました。
こどものために自分と向き合う
私がこの経験から学んだことは、
日常の出来事や景色は、自分の心の状態次第で全然違ったものになる
ということです。
自分の心が変われば、世界の見え方が変わっていきます。
自分の心を変えるには、自分の心の状態を知る必要があります。
そのためには、時間をかけて自分と向き合わないといけません。
もしあなたが今、「子育てを楽しめない」ことに苦しんでいるなら、
その時間を楽しい時間に変えるきっかけは、自分のなかにあるかもしれません。
自分の心を分かってあげるために、ありのままの思いを言葉にして、自分の外に出してあげてください。
私もそんなところから始めました。
言葉にしているうちに、少しずつ自分の気持ちが見えてきます。
そして言葉になった自分の気持ちを丁寧に拾い上げて、よく考えてみて欲しいんです。
その気持ちは、本当にあなたが背負わないといけないですか?
その気持ちの先に、こどもと心から笑っているあなたの姿が見えますか?
もし「親だから」という責任感で背負い過ぎていたとしたら、
少しずつ肩の荷を降ろしていきませんか?
心からこどもとの時間を楽しめる自分になるために。
私も立ち止まりながら、自分と子育てに向き合っていきたいと思います。
この記事が、誰かの子育ての時間を少しでも明るくする。
そんなきっかけの一つにでもなればと思い、投稿させていただくことにしました。
子育てって本当に大変ですよね。
いつも本当におつかれさまです。

