【直前対策】建築設備士 直前暗記リスト&数値暗記リスト


試験直前、最後に効くのは「数値の総点検」です。実務経験があっても、試験で問われる数値は意外と抜けているもの。この記事では、建築設備士試験で頻出の暗記事項を一気に確認できるリストをまとめました。
アプリ(https://setubi.licentiapp.com)と併用して、直前期の総仕上げにお使いください。
※法改正により数値が変わることがあります。最新の法令・告示もあわせてご確認ください。
※記事は全て無料です。

第1部 直前暗記リスト(考え方・ルール編)
給排水衛生
• クロスコネクションは絶対禁止。飲料水系統と他系統の直接接続は不可
• 吐水口空間の確保が逆流防止の基本
• ループ通気管は、最上流の器具排水管接続点の「直下流」から立ち上げる
• 伸頂通気方式は、排水横主管の水平曲がりを排水立て管の底部から3m以内に設けない
• 中央式給湯はレジオネラ対策として貯湯槽内60℃以上、末端でも55℃以上を保つ
• ウォーターハンマー防止は流速を抑えるのが基本(エアチャンバーは対症療法)
空調・換気
• シックハウス対策の機械換気は、住宅等の居室0.5回/h以上、その他の居室0.3回/h以上
• 火気使用室の換気量は「フードなし40KQ → フードⅠ型30KQ → フードⅡ型20KQ → 煙突2KQ」と、捕集効率が上がるほど小さくなる
• 変風量(VAV)方式は搬送動力を削減できるが、低負荷時に外気量・気流分布の確保に注意
• ペリメーターゾーンは外皮負荷、インテリアゾーンは内部発熱が支配的
消防・防災
• 屋内消火栓は「1号=強力・2人操作前提」「2号=易操作・1人操作」と整理
• スプリンクラーは初期消火の自動化。閉鎖型湿式が基本
• 排煙口は防煙区画の各部から水平距離30m以下、天井または壁の上部(天井から80cm以内)に設置
• 非常用エレベーターは高さ31m超の建築物に設置(消防隊活動用であり避難用ではない)
電気
• 電圧区分: 低圧(交流600V以下)→高圧(600V超7,000V以下)→特別高圧(7,000V超)
• 接地工事は「A種=高圧用、D種=300V以下の低圧用」が基本の整理
• 避雷設備は高さ20m超の建築物に必要
• 非常用照明は建築基準法、誘導灯は消防法。根拠法の違いに注意


第2部 数値暗記リスト
給排水衛生の数値
器具の必要最低圧力
• 一般水栓: 30kPa
• シャワー: 70kPa
• 大便器洗浄弁: 70kPa
給水量の目安
• 事務所: 60〜100L/(人・日)
• 住宅: 200〜350L/(人・日)
水槽容量
• 受水槽: 1日予想給水量の1/2程度
• 高置水槽: 1日予想給水量の1/10程度
給水管の流速
• 2.0m/s以下(ウォーターハンマー防止)
排水管の最小勾配
• 管径65mm以下: 1/50
• 管径75・100mm: 1/100
• 管径125mm: 1/150
• 管径150mm以上: 1/200
トラップ
• 封水深: 50mm以上100mm以下
排水槽
• 底部勾配: 1/15〜1/10
給湯温度
• 貯湯槽: 60℃以上
• 供給端末: 55℃以上
空調・換気の数値(建築物衛生法)
• 浮遊粉じん: 0.15mg/m³以下
• 一酸化炭素(CO): 6ppm以下
• 二酸化炭素(CO2): 1,000ppm以下
• 温度: 18℃以上28℃以下
• 相対湿度: 40%以上70%以下
• 気流: 0.5m/s以下
• ホルムアルデヒド: 0.1mg/m³以下
換気量
• 必要外気量の目安: 30m³/(h・人)程度
ダクト
• 低速ダクト: 15m/s以下
• アスペクト比: 4以下が望ましい
冷凍能力
• 1日本冷凍トン ≒ 3.86kW
消防設備の数値
屋内消火栓(1号)
• 水平距離: 25m以下
• 放水圧力: 0.17MPa以上
• 放水量: 130L/min以上
• 水源水量: 2.6m³ × 設置個数(最大2)
屋内消火栓(2号)
• 水平距離: 15m以下
• 放水圧力: 0.25MPa以上
• 放水量: 60L/min以上
• 水源水量: 1.2m³ × 設置個数(最大2)
広範囲型2号消火栓
• 水平距離: 25m以下
• 放水圧力: 0.17MPa以上
• 放水量: 80L/min以上
スプリンクラー
• 放水圧力: 0.1MPa以上
• 放水量: 80L/min以上
• 水平距離(標準型ヘッド・耐火建築物): 2.3m以下
屋外消火栓
• 水平距離: 40m以下
• 放水圧力: 0.25MPa以上
• 放水量: 350L/min以上
連結送水管
• 放水口: 3階以上の各階、水平距離50m以下
• 高さ70m超の建築物: ブースターポンプ(加圧送水装置)が必要
排煙設備の数値
• 防煙区画: 500m²以下
• 排煙機の性能: 120m³/min以上、かつ防煙区画面積×1m³/min以上(2区画以上負担時は×2m³/min)
• 排煙口: 防煙区画の各部から水平距離30m以下
• 排煙口の位置: 天井から80cm以内
• 手動開放装置: 壁付け 床面から80cm以上150cm以下
電気設備の数値
接地工事
• A種: 10Ω以下(高圧・特別高圧機器)
• D種: 100Ω以下(300V以下の低圧機器)
照度の目安(JIS Z 9110)
• 事務室: 750lx
• 会議室: 500lx
• 廊下: 100lx
非常用照明(建築基準法)
• 床面で1lx以上(蛍光灯・LEDは2lx以上)
• 停電後30分間点灯
避雷設備
• 高さ20m超で設置義務
昇降機・その他の数値
非常用エレベーター
• 高さ31m超で設置義務
• 高さ31mを超える部分の床面積が最大の階の床面積1,500m²以下:1基、以後3,000m²以内を増すごとに+1基
ガス漏れ警報器
• 都市ガス(空気より軽い): 天井面から30cm以内、燃焼器から水平距離8m以内
• LPガス(空気より重い): 床面から30cm以内、燃焼器から水平距離4m以内

おわりに
数値は「単独で覚える」より「対比で覚える」のが効率的です。
• 1号消火栓(0.17MPa・130L/min)⇔ 2号(0.25MPa・60L/min)
• 都市ガス警報器(天井から30cm)⇔ LPG(床から30cm)
• 避雷設備(20m超)⇔ 非常用エレベーター(31m超)
このように「セットで問われるもの」を並べて覚えると、ひっかけ問題にも強くなります。
アプリの一問一答モードでは、こうした数値問題をランダム出題で総点検できます。直前期の仕上げにぜひ活用してください。
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