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ウーバーイーツの「キャンセル」は、なぜ普通と意味が逆なのか

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ウーバーイーツで起きる、店側からの「キャンセル」という謎現象を考えてみる。
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「いやあ、昨日は注文をキャンセルされてさ…」

休憩室で、そう話すヤマダ君の話が耳に入る。

『キャンセルされる…?』

どういう事だろう。当社に予約を受け付けるような業務はない。勤務後に、弁当屋でアルバイトでもしてるのだろうか?

「しかも、返金無しだって。納得いかんわ〜」

『返金無し?』

意味がわからない。自分からキャンセルして返金が無い、なら分かるが相手からキャンセルされて返金が無い、などというシチュエーションがあるのだろうか?

「あ〜でも、たまにありますよね。返金無しは経験ないですけど」

会話に入っているエグチ君も、そう返している。彼らは何の話をしてるんだ…?気になりすぎるので、尋ねてみる。

「え?ウーバーですよ。たまに、ですけど向こうからキャンセルされるんです。使った事ないんですか?」

向こうからキャンセル…?」






▪️「キャンセル」は、注文した側が使う言葉

私自身はウーバーイーツを使った事はほとんどないが、今やすっかり社会に普及したようだ。わざわざお金を払って、自宅に料理を運ばせるのは理解し難いが、世の感覚が変わったのだろう。もしくは、よっぽど忙しいのか。

そして彼らの話を聞くと、向こうからキャンセルという謎の現象が理解できた。何らかの理由で、配達先が見当たらないとか、注文品が準備できないのは想像できる。その際、店側に落ち度がない場合もあるだろう。そしてネットで検索すると『ウーバーイーツ キャンセルされた』で大量の情報がヒットする。ヤマダ君は『たまに』と言ったが世の中全体で見れば、特に珍しい事ではないらしい。

それは納得できたが、何がスッキリしないものがある。キャンセルという言葉は、一般通念として注文した側が使うものだと思っていた。しかし、ヤマダ君もネットの情報も当たり前のように注文を受けた側の言葉として『キャンセル』を使っている。

確かに、その意味は両方『取り消し』だが…



▪️とある、宅配ピザ店にて


「ちょっと店長。先月の注文キャンセル率だけど10%って高くないかな…内訳を教えてくれる?」

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