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僕の相棒スニーカー/Vans Slip-on

今回紹介するのは、VANSの名作SLIP-ON(スリッポン)だ。
このシューズとの出会いはの19歳。
当時社会人になりたての僕は、お金を自由に使えるようになり、何か1足欲しいなと考える日々を送っていた。

当時からひねくれていたので、「スニーカー 周りと被らない」と検索。
結果は、アディダスのスタンスミス、New balanceの574、NIKE エアマックス90、ではなく、どれもそれらの模倣品みたいなスニーカーばかり。
こういうのじゃないんだよな、と思った。

そこで手に取ったのが「Olie」という雑誌。
載っていたのは、僕が関わることがないようなコワモテなお兄さんたち。
参考にならなさそうだな、と思いページをめくると奇跡は起きた。

くたっくたでやれた質感。
ソールとアッパーの間に空いた穴。
履き古したデニムのような色味。
なんじゃあこりゃあ、カッコよすぎる。
あまりの衝撃だったので、もしかしたら本屋でそう叫んでいたかもしれない。

しかしその1ページが、スケボーをしている若者の写真だった為、肝心のスニーカー名の記載がなく、もやもやしたまま家に帰った。

後日、某スニーカーショップに行った僕は、「例のスニーカー」が置いてあることに気づく。
その正体こそ、VANSのSLIP-ON。
色はネイビー。
値段は4000円と手に取りやすく、控えめについた赤いヒールパッチがすごくかっこよかった。
すぐさま購入を決意。

しかし、あまりにも新品過ぎたので、色が濃すぎて求めていた雰囲気にはならなかった。
これについては履き続けることしかないなと諦め、雨の日も風の日も、とにかく履きまくった。

半年くらい経つと次第に色は落ち着き、くたっとしてきて、自分が求めていたスニーカーに育ってきていることを実感し、たまらなく嬉しかった。

そこから2年経過し、穴だらけで、色はより薄まりさらに雰囲気が増したスニーカーが完成。
その代償として、雨が降った時に穴から水が浸水するようになってしまった。
流石にみすぼらしいと思い履き替えを決意。

そこから数年、ハイテクなものから、コンパクトでスタイリッシュなものまで、色んな靴を履いたがどれもなんか違った。
そして25歳頃に、2代目のスリッポンを購入。
色はブラック。
2代目も初代同様に、どんな日も履きまくった。

そんなこんなで気づけば4年間も履いていた。
今回は、前回の反省点を生かして、ピンホールが見えてきたらシューグーで補修して履いていたが、実家に帰ると、親になんでこんなの履いているの?
かっこいいからに決まってんだろ、と心の中ででつぶやく僕。

ただ、シューグーで補修した穴も気づけば広がり、雨、砂、汚れを吸い込むブラックホールに進化。
4年間愛情を注いだ靴は、限界を迎えた。

次に履く靴はどうしようかを考えたが、手に取るのは、やはりスリッポンだった。
最近は、無茶な履き方をしなくなったので、購入から1年半くらい経過しているが割と綺麗を保てている(初代、2代目はジョギングなどもしていた)。

みなさんは相棒の1足があるだろうか。
それともたくさんの靴を履きわけているだろう。
どっちが正しいとかって話ではなく、愛があればそれでいいと僕は思う。

また機会があれば、秋冬の相棒スニーカーについても書いていきたいと思う。



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