スカイチーム(SkyTeam)【レビュー】
個人評価
☆☆☆☆☆☆☆☆☆★ 9/10
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\begin{array}
{ll}
\textrm{ルールの複雑さ} & \small\textrm{☆☆★★★ 2/5(やや簡単)} \\
\textrm{言語依存} & \small\textrm{★★★★★ 0/5(ほぼなし)} \\
\textrm{インタラクション度} & \small\textrm{☆☆☆☆★ 4/5(協力が必要)} \\
\textrm{アートワーク} & \small\textrm{☆☆☆★★ 3/5} \\
\end{array}
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このゲームは「仕事(JOB)」そのものだ
紹介にも書いたが、このゲームは「仕事(JOB)」そのものだ。
お互いが自らの役割(TASK)を遂行し、それが目標達成という結果につながっていくというプロセスは、チームビルディングによる課題解決という意味で、まさに「スカイチーム」である。
サイコロの意味
仕事は、毎日ルーティーン・ワークをこなしているだけということは、まずない。想定していないようなトラブルやアクシデントが何かしらあるものだし、それをチームで解決するのがやりがいでもある。
そうしたトラブルやアクシデントの発生が、このゲームでは「サイコロの目」というランダムな変数で、うまく表現されている。
例えば、機体の傾きやエンジン出力は、なるべく操縦士と副操縦士が同じサイコロの目であったほうがよい。また、操縦士は最後の着陸までに、ブレーキをなるべく4以上にしておく必要があるし、副操縦士は着陸装置の解除順が決まっているので、それにサイコロの目を使いたい。
しかし、サイコロは思った通りの出目になるとは限らない。仮に希望の出目だったとしても、それを他のTASK(飛行機をどける)に使用しなくてはならない場合もある。
そのため、出来るTASKは出来る時にやっておくべきだし、いざという時のためにコーヒー(サイコロの出目を±1できる)を用意してリスクに備えておくことも必要だ。難易度があがると、最後、コーヒー1杯のお陰でミッション達成ということもある。
結論として・・
私が思うに、このゲームをうまく出来る人は、実際の仕事も出来る人である。とっさのトラブルやアクシデントを、個人のスキルとチームワークで解決し目標を達成していく。
途中の困難が多いほど、達成した時の喜びは大きいし、そんな時は、知らない人とでもこのゲームを通じて仲良くなれる。
このゲームに不満があるとすれば、難易度が赤や黒の空港はサイコロの出目に運が必要なことだ。どうあがいても、プレイスキルで解決できない場合が出てきてしまう。個人的には、黄色の空港までなら迷いなく☆10のゲームだと思う。ただ、総合的に見れば、2024年のドイツ年間ボードゲーム大賞も納得の名作である。
協力ゲームの入門としても、おすすめしたい。
(日本語版発売 すごろくや)
上記すごろくやのホームページに、コンポーネントには収録されていない追加分のシナリオと空港が掲載されている。ダウンロードして印刷すればプレイできるので、こちらにも挑戦してほしい。
なお、ボードゲームアリーナ(BGA)でも、追加分の空港はプレイ可能である。オンラインだと本当に会話が出来ないため、対面でプレイするよりも難易度があがる。
