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特技は現実逃避

どんな自分になりたいかってより、どんな自分になりたくないかを最優先で考えてしまう。

もちろん、なりたい自分もある。
でも、その憧れよりも「なりたくない人間になってしまう恐怖心」の方がいつも勝つ。

人の嫌なところを見るたびに「これは反面教師!生きるお手本!」って自分に言い聞かせてる。

特に傲慢な人間にはなりたくないね。
他人を人とも思ってへんような人間には、絶対なりたくない。

「人に優しくされた時 自分の小ささを知りました」ってモンパチが歌ってたけど、初めて聴いた時の感想は「自分の小ささとか知りたくねぇ!」やった。

なので、日頃から人にはなるべく優しく親切に。
そうやって生きてきたつもりやけど、人間て欲深いもんでね。
ああすればもっとよかったんちゃうか、こうすればもっとやれたんちゃうかって、ベストを尽くしたはずやのにいろんな思いが後から出てくるんよ。


先日もそう。
スマホの画面見ながらキョロキョロしてる中学生くらいの男の子がいたんね。
声かけるの得意やからさ、あたち。
ちょっと気になって「ぼん、どしたん?道迷ったん?」って言うたんよ。
そしたら「なんでもありません!ごめんなさい!」って、こっちをチラッと見て走って逃げてった。
ごめんなさいて。

ほんまになんでもなかったんかもしれんし、実は困ってたんかもしれん。

でもやっぱり問題は、あとから来るんよな。

もっといい声の掛け方あったやろ?
もっと笑顔で、もっと優しく?
でも俺が満面の笑みで話しかけたらそれこそ事案やん?
でもまあ、あれはあれで、その時の自分なりの親切心で動いたわけで。
あれがベストやったんよ。しゃあない。


そうなんよ、あとで考えてもしゃあないんよ。
覆水盆に返らずとはほんま先人はよく言うたもんやね。

失敗して学習して、
また失敗してまた学習してって、
繰り返してるうちに人間てのは完成されてくんやろなぁ、と綿棒で耳ほじほじしながらこれを書いてます。

ちなみにね、さっき綿棒をテーブルの端っこの適当なとこに置いたら見事に落っこちてね。
今綿棒100本近くが飛散してるよそこら中に。

覆水盆に返らずってのはよく言うたもんやなぁって思うね。
でもこの場合は賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶっての方が合ってる気がするけど、それはまた別の機会にでも書こうかな。

とりあえず現実逃避のためにモンパチ聴いて踊ろかな。

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