見出し画像

Come on baby 阿闍梨餅

急に冬来るやんか。
土足で家に上がり込む勢いで。
しかも当たり前のような顔してきたやん。

もっと余所余所しく来てほしいんよね。
「そろそろ行っていいですかね?」ってお伺い立ててから、手土産に阿闍梨餅持参してゆっくり来てほしい。
全体的に距離感近いねん。

昔っから距離感近い人が苦手でさ。
ちょっともう少し向こう行って、ってなるのよ。

多分これは父親がそうやったからやと思う。
知人のお宅に事前連絡なしで突然伺うし、他人のお家に入るのもチャイム鳴らさずに勝手に入る。

相手からしたらたまったもんじゃない。
遠慮ってのを知らんのやろな。
相手の都合を考えへん。

そんな父親の姿を見て育ってきたから、子供ながらに「こんな大人にはならんとこ」と強く思った。
だから遠慮しいくらいがちょうどいいんよ。

やから最近のこの季節の変わりようについていけへん。
昨日なんて体感気温4度の気温8度やてさ。
前の週まで15度はあったはず。

突然ごろっと変わるから、服だってまだめちゃくちゃ秋仕様。
Tシャツに柄シャツ。
周り見渡しても俺だけ秋と服装変わらへん。

ついていけてないなぁ。

だから今日から俺は冬服にチェンジしたい!

そう、これは「冬服着たいよ」ってだけのお話を書いてます。

そもそも冬服って難しい。
長袖カットソーに長袖のジャケット羽織ったら普通に暑いやん?
やから半袖Tシャツに長袖ジャケット羽織るやん?
で、お店とか行くとジャケット脱ぐわけやんか。
ほしたら一人だけ半袖Tシャツの出来上がりよ。

タンクトップじゃないだけマシやと思うねんけどな。
でもやっぱり浮くよね。

もっとこう、一般的でありたいのよ。
服の柄とか色とかじゃなく、「一般的な服装」をしていたい。
そしたらきっと、人と同じ「一般的」になった気分になれるはず。

秋服で言えば、コーチジャケットっていうの?
あのシャカシャカしてるやつ。
あれ好きなんよ、軽いから。

重たい服は肩抜けそうになるんよね。
しかもこれ比喩表現とかじゃなく、ほんまに抜けるの。関節ガバガバ。
やから軽い服じゃないとダメね。

コーチジャケットはぱっと見すごくシンプルやん。
「シンプルイズベスト」なんてよく耳にするけど、ほんまその通り。

だから秋服は全体的にシンプル。
これがベスト!

って言うてたら、あっという間に冬来たやん?
しかも我が物顔でドタドタ走って、突然ドーンってマライアキャリー鳴らしながら。

ついていけませんわ。
お伺い立ててから阿闍梨餅持ってきてくれ。

そしたらこちらも冬服の用意します。

それまで俺はコーチジャケットと半袖Tシャツです。
それで俺が風邪ひいたら、厚かましい冬のせいやからね。

夏のせいって言葉があるんやから、冬のせいって言葉もあっていいはず。

トイレでこれを書いてる今、右足がドギツイ痺れ方してるけどこれもきっと冬のせい。

やっぱり全体的に距離感近いねん冬。

でもそんな冬が俺は好きよ。

いいなと思ったら応援しよう!