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Pai Pai Maa Maa:日本人の友人 2007年頃

小生にとっては、とても珍しいことがある。
なんと、タイに日本人の「友人」がいるのだ。
彼とは、ある仕事がきっかけで二日続けて朝まで徹夜で働いた、仲である。

そんな彼から、ある日連絡が入った。
「結婚することになりましたので、ぜひ来てください。」
結婚式の招待状だった。

「よし、行ってやるか。」
重い腰を上げて式場へ向かった。

会場で「おめでとう」と声をかけ、
「で、お嫁さんは?」
と聞くと、彼は新婦を呼びに行った。
……あれ?
ソムちゃんじゃないの!?
えぇーっ!
あのソムちゃんと結婚するって、
驚き桃の木である。

何を隠そう、彼女は朝まで一緒に仕事をした
あの工場のオーナーの一人娘だった。
いやいや、とんでもないことになった。
彼はたしか一人っ子だったはずだ。
ひょっとして、
あの工場の跡継ぎになるのか?

……などと、お祝いより先に、
頭の中では余計な計算が始まってしまった。
いかん、いかん。
邪念が。

まずは素直に祝福しなければ。
それにしても不思議だ。
あれだけ一緒に仕事をしていたのに、
彼はソムちゃんの「ソ」の字も口にしなかった。

そう言えば、二人で同じ色のシャツを
着ていたこともあった。
あの時は、ただの偶然だと思っていた。
小生が鈍かっただけなのかもしれない。
まあ、とにかく、おめでたい。

式が終わってから、
新婦となったソムちゃんに、
お祝いを兼ねて声をかけた。

人生いろいろ――
チーウィット・ゴー・ユー・ルーイ
これからも仲良くしてね――
ペン・プアン・ガン・ナ
たまには家に遊びに呼んでよね――
ターン・ターン・チュアン・パイ・バーン・バーン・ナ

「カ〜。」

まあ、呼ばれなくても、そのうち勝手に遊びに行くけどね。

……本当に一か月後、ゴルフの帰りに寄ってしまった。

次回はココ焼きのお話です。

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