『Goethe(ゲーテ)!』
宝塚花組公演『Goethe(ゲーテ)!』を観劇をしました。


このミュージカルはドイツ製で、今回日本初演…これは歴史的初演なのでは?と思いました。将来、「私はあの日本初演を観た」と言えるかもしれません。エリザベートの宝塚雪組の日本初演を観たことは私の自慢です。
Goethe(ゲーテ)はあのゲーテ、です。
ゲーテ(Johann Wolfgang von Goethe, 1749–1832)は、ドイツを代表する文豪・詩人・思想家です。文学だけでなく、哲学・自然科学・政治など多方面で活躍した「万能人(ユマニスト)」として知られています。
私のゲーテのイメージは、「難しいことを言っている人」くらいです。
本ももちろん読んだことはありません。たまに他の宝塚の舞台でも登場するので、「ベートベンとかナポレオンとかと同じ時代の人ね」、くらいの知識です。
ミュージカルはいいですね。
偏った描写なのかもしれませんが、とても分かりやすくゲーテという人物を説明してくれます。
🌿 主な特徴
代表作:「若きウェルテルの悩み」「ファウスト」
前者は青年の恋の絶望を描いた小説で、ヨーロッパ中に“ウェルテル熱”を巻き起こしました。
後者は彼の生涯をかけて書かれた大作で、「人間とは何か」というテーマを追求しています。
生き方:詩人でありながら政治家としても働き、ワイマール公国の行政官を務めました。芸術と現実の両方を大切にした人物です。
思想:「自然と人間の調和」を重んじ、人間の成長や内面的な探求をテーマに多くの作品を書きました。
彼の考えはのちのドイツ観念論やロマン主義にも大きな影響を与えました。
今回のミュージカルは、「若きウェルテルの悩み」が書かれた周辺のお話でした。
ゲーテは「1749–1832」の時代に生きた人ですが、ミュージカルなので、現代風にアレンジがあるとは言え、人間の悩みって、200年たってもほぼ同じだなぁと思いました。
思い通りいかない恋愛、立場違いの恋愛、結婚の葛藤、親の理想と子供の意志の違い、先の見えない将来への不安、現実と理想のギャップ、周囲からの偏見、良いことも悪いことも隣り合わせ、、、
テクノロジーがどれだけ発達しても、人間の悩みは変わっていません。
名言好きの私、
ゲーテの名言を集めてみました。
„Wer nicht mehr liebt und nicht mehr irrt, der lasse sich begraben.“
(『Faust II』)
➡ もはや愛することも、迷うこともない者は、墓に入るがよい。
*生きるとは、愛し、迷い、動くことだと語る。
„Die Liebe ist ein Gefühl, das uns zu dem Vollkommenen führt.“
(『若きウェルテルの悩み』書簡より)
➡ 愛とは、われわれを完全なものへと導く感情だ。
„Wo viel Licht ist, ist starker Schatten.“
(『Götz von Berlichingen』)
➡ 光が多ければ、影もまた濃い。
*善と悪、光と闇──一方があるところには、もう一方も生まれる。
„Es irrt der Mensch, solang er strebt.“
(『Faust I』)
➡ 人は努力する限り、迷うものだ。
*迷いながらも前へ進むことを肯定する、ゲーテの代表的な一節。
ゲーテのテーマは、「生きるとは、迷い・愛し・考え・行動すること」だそうです。
これは割に私も好きなテーマなので、ゲーテを読んで少しは頭が良い風になりたいと思いました。
まず、この2冊に挑戦します。
宝塚から広がる世界に感謝、です。
