【新NISA】インフレ対策で注目のホテル系J-REIT ETFとは?インバウンド需要で資産を守る投資戦略
この記事でわかること
インフレが進むと現金・銀行預金がなぜ損なのか(実質金利の仕組み)
インフレ対策として有効な投資先の種類と特徴
不動産・株式・J-REITのメリット・デメリット比較
ホテル系J-REIT ETFが今注目される理由
新NISAを使って税金ゼロで運用する具体的な方法
はじめに:スーパーのレジで異変に気づいた日
どうもで〜す!官公庁の片隅から愛を込めて、本職こと【とき湯の息子】🦍🌈です!
ある日、我が子とスーパーで買い物をしていたときのことです。
レジ前で、本職は『電卓の神様』に裏切られたような衝撃に襲われました。
合計金額のディスプレイを見つめ、思わず「あれ?」と声が漏れました。
カゴの中身はいつもとほぼ同じ。
高級ツバメの巣を入れたわけでも、キャビアを選んだわけでもない。
我が子が純金のアンパンをカゴにいれたわけでもない。
なのに、なんか高い。
気のせいかな、と思いながら帰り道にスマホで調べたら、悲しいかな、まったく気のせいではなかった。
世間はとんでもないことになっていたのである。
お米:前年比プラス49.2%
コーヒー豆:プラス64.1%
チョコレート:プラス50.9%
なんと、お米がこれまでの約1.5倍に…。
コーヒーとチョコに至っては、もはや貴族の嗜みレベルの跳ね上がり方である。
ちなみに、これだけ世の物価がロケットスタートを決めているというのに、本職の給料はといえば、見事なまでに『現状維持』という名の不動の姿勢を貫いています。
額面上の数字は微増しているが、手取りはビタ一文増えていません。
本当にありがとうございます。
涙でパソコンの画面が見えません。
でも、ここで一つ、脳がバグりそうになる面白い現象を紹介しましょう。
恐る恐る銀行の通帳を開くと、そこに印字された残高はちゃんとあります。
100万円は100万円のまま、一文字も乱れることなく、きれいな数字でそこに整列しているのです。
1円たりとも『減っていない』。
……んだけど、これって本当に『減っていない』って言っていいのだろうか?
そう、そこが、この記事の核心です。
画面上の、あるいは紙の上の、お金の数字は変わっていません。
でも、お金の戦闘力といえる『実際に買えるもの』は、毎年じわじわと、確実に、削り取られるように減り続けています。
お米が1.5倍の値段になった世界では、去年の100万円の価値と、今年の100万円の価値は、見た目は同じ双子でも中身はもう完全に赤の他人なのです。
この、誰の財布からも直接現金を盗まないくせに確実に首を絞めてくる『見えない損』。
すなわち、インフレによる現金の目減りと、それに対して本職たちが取れる『最適解』について、今日はできるだけわかりやすく、包み隠さず正直に記事にします。
結論からドカンと一発言ってしまいます。
本職は『ホテル系J-REIT ETF』が、今の日本のインフレ環境や、狂ったように盛り上がっている観光トレンドを考えると、かなり有力な選択肢のひとつだと考えているのです。
もちろん、これは「これさえ買えば人生一発逆転!」みたいな唯一の正解ではありません。
金(ゴールド)を買う、全世界の株にベッドする、資源株で攻める、海外の資産に逃がすなど、インフレという名のモンスターに対抗する武器にはさまざまな考え方があります。
その群雄割拠の中で「なぜ本職はホテル系J-REITという一見マニアックな場所に注目しているのか」を、できるだけロジカルに、かつ愛を込めて説明していきたい。
第0章:用語の予習(知ってる人は飛ばしてOK)
経済のお話になった途端、画面の向こうから『インフレ』だの『実質金利』だの『購買力』だのといった、まるで見えない壁のような専門用語が次々と飛んできて、一瞬で白目を剥きそうになります。
しかし、ご安心ください。
蓋を丁寧に開けて、ゆっくりと堪能してみれば、その中身は驚くほどシンプルでございます。
インフレ=同じお金で買えるものが減ること
『インフレ』とは、物価が全体的にぐんぐんと上がり続ける現象のことでございます。
つまり、お財布の中にある『1万円札』の価値が、本職の知らないところでじわじわと縮んでいる状態なのです。
たとえば、今まで1杯『500円』だったお洒落なコーヒーが、ある日突然『600円』に値上がりしたといたします。
お財布の中の『1万円札』は、見た目こそ変わらず神々しく鎮座していますが、コーヒーに換算すると大変なことが起こります。
なんと、これまでは『20杯』も飲めたはずなのに、気付けば『16.7杯』しか買えなくなっているのです。
これこそが『インフレ』の仕業でございます。
この現象が起きる原因は、主に二つあります。
ひとつは、「みんながモノを買いすぎて品薄になっちゃった!」という、ちょっと景気の良いタイプ(良いインフレ)。
もうひとつは、「海外からの輸入コストが跳ね上がったから、お値段に上乗せせざるを得ないのです……」という、涙ぐましいタイプ(コストインフレ)。
大変残念なことに、今の日本がまさに直面しているのは、主に後者の『泣けてくる方』です。
デフレ=物価が下がり続ける、でも全然よくない
「えっ、お値段が安くなるなら、お財布に優しくて最高じゃない?」と本職も最初は小躍りしたくなりましたが、実は『デフレ』というのは経済にとって相当にまずい大シケ状態でございます。
「今日買うよりも、明日買った方が安くなるかもしれない」という期待が社会全体に広がると、人間はどうしても買い物を先送りしてしまいます。
そうなると当然、企業の売上は右肩下がりになり、巡り巡って我々の賃金も下がってしまいます。
お給料が減ればさらに消費が冷え込み、また物価が下がる……という、終わりのない螺旋地獄。
これこそが『デフレスパイラル』です。
日本という国は、何を隠そうこの暗闇の沼に『30年間』もズブズブとハマっていました。
購買力=お金の戦闘力
『購買力』とは、『そのお金を使って、実際に何がどれだけ買えるのか』という、お金が持つ現世での戦闘力のようなものです。
物価が上がれば、当然この『購買力』は下がります。
お札に印刷されている数字が変わらなくても、『実際に手に入るもの』はどんどん減っていくという、ちょっぴりホラーな現象が起こるのです。
実質金利=ここが一番大事
今回の本丸であり、一番大切なのがこの数式です。
実質金利 = 名目金利 - インフレ率
たとえば、銀行の看板に嬉々として「年利0.3%!」と書いてあったといたします。
しかし、世の中の物価が『2.4%』も上がっていたとしたら、現実はこうなります。
実質金利 = 0.3% - 2.4% = ▲2.1%
見事なまでのマイナスでございます。
つまり、銀行から利息をコツコツともらって喜んでいる裏で、それ以上に大損をこいているという、なんとも切ない状態に陥っているわけでございます。
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