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「速くて上手い」を両立するための学び

「巧遅」という言葉があります。意味は「たくみではあるが、遅いこと」です。
「拙速」という言葉があります。意味は「速いが、できあがりはつたないこと」です。
あなたは「巧遅」タイプ、「拙速」タイプ、どちらのタイプでしょうか?

どちらにもそれぞれ良さはありますが、本当のプロに求められるのは、巧遅でもなく拙速でもなく、「巧速」だと思います。
つまり、「速くて、できあがりもたくみである」ということです。
でも、そうなることって、言うほど簡単ではないよなと。

そんなことを考えていた時に参考になったのが、「収穫逓減(しゅうかくていげん)の法則」という考え方です。
当初は農業分野について言われたもので、概念化すると、以下のような図になります。

収穫逓減の法則

やせた土地に肥料を与えると、土地が肥えて農作物の収穫が増えます。
ところが、肥料を与えるのが一定水準を超えると、肥料と収穫が比例しなくなり、肥料を投下した金額や手間に対して収穫が見合わなくなります。

つまり、ちょうどよいところで、あえて止めることが大事だと。
これは仕事でも日常のことでも、同じことが言えると思います。
最近よく「資料の作り込み禁止」ということが言われますが、確かに最後の方は体裁を整えたり、一言一句にこだわったり、自己満足の世界に近く、相手にとってそれほど重要ではない部分に時間をかけても結果は同じなのかもしれません。

それならば、60%くらいのちょうどいいところであえて止めて、どんどん前に進めていった方が、目指す「巧速」に近づけるのではないかと。
時間は平等だけれども有限。
だからこそ、「ちょうどよいところ」を見極め、たくさんの価値を生むことができるような時間の使い方をしていきたいですね。

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