部下の仕事を取るな、上司の仕事を取れ
(※この記事は2分で読めます。約950字)
管理職になりたての若手マネージャーから
こんな相談がありました。(仮名:Nさん)
「権限移譲をどんどん進めると、自分が何も
やっていないような気になるのですが、
どんな意識でいればよいでしょうか?」
Nさんは元々バリバリのプレーヤーだったので、
尚更そういう気持ちになったのかもしれません。
その時、自然と次の言葉が思い出されたので、
それを伝えました。
「部下の仕事を取るな、上司の仕事を取れ」
自分も誰かから教えられた言葉ですが、
今考えると深い教えだと感じます。
あなたも一度は誰かから、
一つ上の目線で仕事をしなさいと、
言われたことがあるのではないでしょうか。
■ 組織はリーダーの器以上に大きくならない

元々自分が所属していた組織で管理職に
なった場合、部下の仕事はできて当たり前です。
自分の方が部下よりも業務に詳しいと、
いろいろ目の前のことが気になって、
ついつい口を出してしまうこともあるでしょう。
しかし、それを続けていては、
自分の劣化版コピーが量産されるだけで、
そこに組織の成長はありません。
また、みんな目の前のことばかりに
集中するようになり、中長期のことを
考える人が組織にいなくなってしまいます。
管理職にしかできないことは、
現状に健全な危機感を持ち、
未来の課題を創り出すことです。
そのためには、自らの視野を広げ、
視座を高める必要があります。
これは経営の立場になって
その怖さと責任をより感じましたが、
自分の限界が、組織の限界と直結します。
組織はリーダーの器を超えて
大きくなることはありません。
だからこそ、リーダーは常に誰よりも
謙虚に学び、自分を磨く必要があるなと。
そのためには普段から、部下の仕事ではなく、
上司の仕事を取るくらいの意識でいた方が
ちょうどいいでしょう。
「部下の仕事を取るな、上司の仕事を取れ」
『つるとんたん』に行って特大の器でうどんを
食べる度に、この言葉を思い出しています。
‥今回は新たにリーダーになった人や、
これからリーダーを目指す人への
応援になればという気持ちで書きました。
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