武士になった元彼②
《前回のあらすじ》
短大生になって初めてできた彼氏
その名も武士(タケシ)。
自称バンドマン…だけど、他のメンバーはまだいない。そう、心はバンドマン。
そんな彼の、謎の高飛車発言にモヤっとするも
初めての恋…初めての彼氏…
恋愛フィルターかかりまくりで
小さなモヤモヤをスルーしてしまった私だったけど……
さあ、新感覚ホラー(?)の始まりだぁぁぁ!!!

※この物語は筆者・くろこの実体験を元にしたフィクションです。
前回のお話はこちらからどうぞ💁♀️
前回、日本で活動する(武道館埋まる)V系バンドを
『あいつら』呼ばわりし、何様なのか、演奏力にダメ出しなどをするタケシ。
そう、彼はいつも根拠のない謎の自信に満ち溢れていた。
音楽に関しても、学力に関しても、仕事に関しても、容姿に関しても、だ。(わあ、すごい)
バンドに集中する為に、高校を中退した彼だが
勉強はできたらしいです。(本人談)
「僕は勉強はできるからな〜。君と違ってね」
と、よく言われた。
君って、言われてた。
「僕」と「君」。
浜崎あゆみの歌詞でよく聴くやつだ。
現実世界で、〝君〟って使う人いるんだね。笑
私は当時、短大でデザインを学んでいたので
必修科目の他は版画を彫ったり、絵を描いたり、陶芸や服飾などの授業があったのだが
彼はそんな私の短大生活に対して
「ハッ!君が学校でやっていることは、お遊びみたいなもんだろう?」
と言ってきたこともある。
うるせえ。

服が作れるのかい?
+普通科目の勉強もあるんだぞ?
高校中退の中卒に言われたくねえ。
と、思ってしまう自分がいた。
ごめんなさい。誤解を招くと嫌なので言わせて頂くと、学歴が全てではないし
もちろん中卒の人全てを批判している訳ではないのです。
例え中卒でも、一生懸命働いたり
また学び直したり、立派に生きている人はたくさんいると思うのです。
だが、彼はどうだっただろうか?
バンド活動の為に自ら中退を選んだ
▶︎中退後2年経過するが、一度もバンドを組んでいない。活動していないw
では、仕事は一生懸命しているのか?
▶︎私と出会った時は働いていたが、その後ちょくちょく無職の時期がありました。(すぐクビになる)
こんな人に、なぜこんなに馬鹿にされなければいけないのだろう……?笑
そして、その自信はどこからやってくるのだろう……?
さすがに、当時の私も
なんだコイツ…とは思ったけれど、初めての彼氏ということもあって、=別れるという考えにはならず、なんか耐えてしまった。笑
あっ、ちなみに
ドラムも独学らしいです。(本人談)
6畳和室ステージで何度か披露してもらったけれど、ドコドコドコドコシャンシャンシャン
とりあえず音数が多い&速ければ凄く聴こえるはず!という感じの、喧しい演奏でした。
ドラムのこと、詳しくないけれど
なんか「上手!」とは思えなかった…笑
そんなタケシ、特に容姿に関してはかなりの自信があるようだった。
まあ、顔は…綺麗っちゃ綺麗なんだけど、
それにしてもナルシストぶりがすごかったのだ。
KAT-TUNの上田くんを3回殴ったみたいな顔
まず、自分の細さに自信があったようで
「僕は細いからね♫」
とよく言っていた。( ̄∇ ̄)☜こういう顔で。
私と体重が5〜6kgしか違わなかったのかな?
なのでよくそこを自慢されたのだけれど…
でもさ、あのさ、
身長も5〜6cmしか違わなかった…よね?笑
つまり、比率的には…普通な気が…するけど。
自分は細いと思っているから、タケシはよくレディースの服を着ていた。
だけど、いつもピチピチしていた。笑
ちょっと不恰好なので、さりげなく指摘したこともあるのだけど…
「タケシは細いけどさ、やっぱり男の人って筋肉付いてるから〜女性と体型違うじゃん?メンズも着てみたらー?」みたいな感じで。笑
だけど、必ずこう返された。
「そんな心配しなくていいよ。君と違って、僕は細いからね( ̄∇ ̄)♫」
君と違って、ってなんやねん。
そんなタケシから
私は度々『ご褒美』をもらうことがあった。
なんだと思います…?笑
最近めっちゃ忙しい〜!みたいなやり取りをメールでしていた時に、それは急に送られてきた。
「そんな君に、ご褒美♫」

まさかの、メイクをした自撮り画像だったwwwww
わ、わあーー嬉しい〜〜!!!!(棒読み)
あっ、言い忘れてたかもだけど、
タケシは自称・V系バンドマンなのです。

正直、「え!?」と思った。思ったよ。
でも、なぜかこういう時の私は
相手が求めているリアクションを返してあげなくては…!
という思考が優先されるため、笑
自分の気持ちに一旦、蓋をしてね( ◠‿◠ )
「わあ〜!ありがとう!元気出た〜!!♡」
と、返してしまった…
(本当、よくない癖ですね)
その言葉に気を良くしたのか、その後もちょくちょく
定期的に、タケシの自撮り画像が送られてくることになるのだった。
ひとつ、衝撃の事実を教えよう。
当時、タケシは無職だった。
相変わらず、バンドは結成されていなかった。
そう、最近めっちゃ忙しい〜!のは私だけ。
朝バイト、学校行ってフルコマで授業、夕方から夜までバイト。
学業もアルバイトも目一杯で、それはそれは忙しい日々を送っていたのだよ。
君と、違ってね。( ◠‿◠ )
ねえ、
メイクして写真撮ってる暇あるなら
仕事を探そう?
バンドメンバー、集めよう??
君には他に、やらねばならぬことが
たくさんたくさんあるはず……!!?
こんな感じで、タケシの謎の自信とナルシストぶりに
心の奥ではドン引きしていながら、
自分を誤魔化し誤魔化し
タケシとの交際を続ける私なのであった…。
《つづく》
あれっ………
私、なんでタケシと付き合ってたんだろう…?笑
書いてて、本当に謎。笑
どこが好きだったのか…ウッ!ダメだ…!少しも思い出せない…!🤦♀️
あれですよね、初めての彼氏。
恋に恋してたんだ、君は。
(君って使ってみたwww)
すみませんね、当時は封印してたモヤモヤを解放してしまってるので、タケシに対する不満や疑問が溢れ出て止まらないよ。笑
次回、ついにタケシに武士の片鱗が…!?
ぜひ次回も読んでいただけると嬉しいです♫
それでは、最後まで読んでくださって
ありがとうございました\( ˆoˆ )/
