第0話 海好きアラフィフが、土と向き合うことにした理由。
こんにちは!海好きアラフィフです。
今回は私の自己紹介もかねて
農園で野菜を育てることになったお話をしたいと思います。
「なんで休みの日に農園なんですか?」
「きつくないですか?」
最近、そんな質問をされることがあります。
たしかに、自分でも少し不思議です。
私は昔から海が大好きでした。
休みの日は釣りに出かけたり、
サーフィンをしたり、
潮風を浴びながらぼんやり海を眺める時間が何より好きでした。
だから、本来なら畑より海のほうがずっと似合う人間です。
(だと思っています笑)
それなのに50歳を前にして、
突然「野菜を育てたい」と思うようになりました。
その理由は、少しだけ私の人生と関係があります。
私は、30代半ばから40代半ばまで、
介護中心の生活でした。
認知症の母と終末期の父。
二人の介護が同時に始まり、
仕事との両立は想像以上に大変でした。
夜中に母を探し回る日もあれば、
仕事中に何度も電話が鳴る日もありました。
「今日も無事に終わった。」
そんな毎日を積み重ねるだけで精一杯。
気づけば、自分のために時間を使うことはほとんどありませんでした。
そして、その生活は私だけではなく
家族にも大きな負担をかけていました。
妻は心身ともに疲れ、
パニック障害を発症。
当時は「明日はどうなるんだろう」と考える余裕もなく、
目の前の一日を乗り切ることで精一杯だったように思います。
今振り返れば、
あの頃の私は笑うことも、
何かを楽しみにすることも少なくなっていました。
ただ、目の前のことをこなしていくのに必死だったのだと思います。
それから月日が流れ、
介護は一区切りを迎え、
妻も少しずつ元気を取り戻してくれました。
ようやく心にも時間にも少しだけ余白ができました。
そんなある日、ふと思ったんです。
「何か、小さな喜びを手にしたい。」
「何か、自分の手で作り上げてみたい。」
収穫した野菜で大儲けしたいわけでもありません。
プロの農家になりたいわけでもありません。
失ったものがたくさんあったからかもしれませんが、
種をまき、
芽が出て喜び、
失敗して落ち込み、
それでもまた挑戦する。
そんな小さな積み重ねを、今の自分は必要としている気がしました。
野菜は少しずつ育っていく。
もちろん自然相手ですから思い通りにはいきません。
それでも、自分が手をかけた分だけ応えてくれる瞬間があります。
その時間は、きっと私自身の心も少しずつ育ててくれる。
そんな気がしてスタートしました。
それから野菜を育て始めて今年で3年目。
今も農園を続けています。
むしろ始めた時より、
その魅力にどっぷりとハマっています。
ある意味沼です(笑)
そして今年、
その当初からの日記や画像をnoteにアップしてみようと思いました。
私は特に文章が得意でも好きでもありませんが、
このnoteでは、
農業経験ゼロの海好きアラフィフが、
土と格闘しながら野菜を育てる様子を、
そのまま記録していこうと思います。
成功より失敗のほうが多いかもしれません。
虫が苦手なのに畑を始めてしまったので、
悲鳴を上げる日もあるでしょう(笑)。
でも、それも全部この挑戦の一部。
人生は、何歳からでも新しいことを始められる。
この農園が、その証明になればいいなと思っています。
もし同じように、
「最近ワクワクすることがない。」
「何か始めたいけれど勇気が出ない。」
そんな方がいたら、
一緒にこの挑戦を楽しんでいただけたら嬉しいです。
よろしくお願いします。
