「精子が動かない」と言われても、終わりじゃなかった話
もし「精子が動かない」と言われたら、あなたはどうしますか?
僕は「カルタゲナー症候群」という病気です。
この病気、あまり知られていませんが
精子が“動かない”ケースが多いと言われています。
正直に言うと、最初に知ったときは絶望に近い感覚でした。
ここからが本題です。
これから「TESE手術(精巣内精子採取術)」を受ける方へ。
少しでもリアルな参考になれば嬉しいです。
・どれくらい怖いのか?
・術後はどうなのか?
・本当に意味はあるのか?
僕の実体験を書きます。
僕はこれまでにTESE手術を2回受けています。
(地元の病院で1回、東京のクリニックで1回)
1回目は地元の病院でした。
全身麻酔だったので、手術中の痛みは一切わかりません。
ただ、術後は2日間入院。
感覚としては「金玉を軽く蹴られた後の、鈍い痛みがずっと続く感じ」
でも、日に日に楽になっていきます。
正直、想像していたよりは全然耐えられました。
手術前の“恐怖”について。
実は、僕はほとんど怖くなかったです。
というのも妻に対する申し訳なさの方が、圧倒的に大きかったから。
健康なのに、僕のせいでつらい思いをさせている。
その気持ちが強すぎて、覚悟が決まっていました。
それに加えて、
・毎日7kmのランニング
・食事管理
・数ヶ月で15kg減量
自分にできることは全部やった。
だからこそ、迷いがなかったのかもしれません。
そして結果。
まさかの「射出精子の方が良い」という結果でした。
正直、「切った意味あった?」と思いました。
でも、そこで考え続けても仕方ない。
すぐに気持ちは切り替えました。
ここで一番伝えたいこと。
TESEをしても結果が悪い=終わりではない。
実は、
「射出精子の中に元気な精子がいる可能性」はあります。
一般的には
「2〜3日禁欲して新鮮な精子を」
と言われますよね。
でも僕の場合、1週間禁欲した精子で、子どもを授かることができました。
しかも顕微授精の結果も良好。
もちろん、たまたまかもしれません。
でも「一般論がすべてじゃない」と実感しました。
体質、生活習慣、食事、タイミング。
全部が影響する世界です。
だからこそ、医者に言われたことだけが“正解”じゃない。
自分の体と向き合う余地は、必ずあると思っています。
最後に。
ここまでこれたのは、間違いなく妻のおかげです。
本当に感謝しかありません。
2回目のTESE手術については、また書きます。
同じように悩んでいる人の
少しでも希望になれば嬉しいです。
