京都 出町ふたばの豆大福
行列に並んでも食べたい…
京都へ行く楽しみは、お寺や神社だけではありません。
私には、もう一つの楽しみがあります。
それは、京阪電車・出町柳駅の近くにある「出町ふたば」の豆餅を買って帰ることです。
おはぎや大福が大好きな私。
京都へ行くたびに、「今日は買えるかな?」と、お店へ足を運びます。
でも、私が行くのは夕方が多いので、すでに売り切れていることもしばしば。
「あぁ、今日も間に合わなかった…。」
そんな日もあります。
それでも、また次に京都へ行けば立ち寄ってしまう。
それくらい大好きなお店なんです。
お店の前には、いつもたくさんの人。
地元の方はもちろん、観光客の姿も多く見かけます。
平日でも行列。
休日ともなれば、さらに長い列ができています。
「そこまで並ぶの?」
そう思う人もいるかもしれません。
でも、一度食べれば、その理由がきっと分かります。
出町ふたばの豆餅は、素材へのこだわりが詰まっています。
小豆は北海道・十勝産。
そして、お菓子作りに欠かせない水は、京都の井戸水。
厳選された素材を使い、一つひとつ丁寧に作られているそうです。
私が一番好きなのは、やっぱり名物の豆餅。
やわらかな羽二重餅の中には、なめらかなこし餡。
そして、赤えんどう豆のほどよい塩気。
この塩気が、上品な甘さをぐっと引き立ててくれるんです。
甘いだけでは終わらない。
一口、また一口と、自然に手が伸びてしまいます。
和菓子って、お店によっては「一つ食べたら十分かな」と思うこともありますよね。
でも、不思議と、ふたばの和菓子は違います。
「もう一つ食べようかな。」
そんな気持ちになってしまう。
豆餅だけではなく、季節の和菓子も本当においしくて、毎回どれにしようか迷ってしまいます。
家に帰り、温かい緑茶やほうじ茶を淹れて、ゆっくり味わう時間。

そのひとときが、私にとっては京都の余韻を楽しむ時間でもあります。
観光が終わっても、京都はまだ終わらない。
最後に豆餅を頬張ると、「今日もいい一日だったな」と、ほっと笑顔になれるんです。
もし京都・出町柳を訪れる機会があれば、ぜひ一度立ち寄ってみてください。
少し並ぶかもしれません。
売り切れている日もあるかもしれません。
でも、その行列も、その待ち時間も、「食べたい」という期待を膨らませてくれる時間です。
そして、一口食べたとき。
「並んでよかった。」
きっと、そう思えるはずです。
京都へ行くたびに、また食べたくなる。
私にとって出町ふたばの豆餅は、そんな特別な味です。
