日刊マイルド vol.89「Jimi Bazzoukaが好き。」
マリの夫婦デュオAMADOU & MARIAM「Se Te Djon Ye」など、JOAKIMらしいアフロ・ルーツ音源をチョイスした3楽曲。
ジミ・バズーカいいよなぁ。Joakim(ジョアキム?ホアキム?)がリエディットをリリースするときの名義がこれ。Joakimがまたクセの強いリリースが多いんだけど、ジミバズはその片鱗を感じさせるかなり玄人好みのネタを使うのでいつも感心させられます。
Jimi Bazzouka - So So Ye
ブルージーなギターが琴線に触れます。大好物。レーベル面のステンシルもバンクシーっぽいテイストでかっこいいっす。
Amadou & Mariam - Se Te DJon Ye (Official Audio)
上記曲の元ネタがこちら。ドラムがないほうがむしろ迫力がある!こらかっこええ。
「リエディット」と呼ばれるお仕事があります。
既存の曲の尺を伸ばしたりビートを足したり、ビートのテンポを一定にしてダンサブルに、そしてDJが使いやすくしたものがそれです。
私の場合、このリエディットを入口にする機会が多いです。
んで、かっこいリエディットの元ネタを調べるのがけっこう好き。昔は偶然に元ネタを発見するしかできませんでした。いわゆる名盤を聞いたら聞き慣れたフレーズが出てきて!みたいな。
今はすっかりアーカイヴ化されておるので検索すればだいたい出てきます。誤情報が混じっているのも魅力。元ネタは知っときたい。手放しで踊らされたくないんすよ。
自分がハウスやディスコの中でもリエディットものが好きなのはダンスミュージックには豊かな音楽の歴史が横溢していることを感じられるからだと思います。
で、そっからYouTubeのやつがいい感じにザッピングしてくれるわけで。
Amadou & Mariam - Artistiya (Official Audio)
こんなん完全にテクノやん。オリジナルで四つ打ちあるなら言うといてや。アマドゥハンパないって。
Amadou & Mariam - Batoma (Official Audio)
BPMがちょうど良いです。
話をジミ・バズーカに戻します。私がその名を知ったのは下記作品でした。その後「ジョアキムじゃん!」とたまげました。ジョアキムはなんとなーく知ってたんす。
Jimi Bazzouka - Don't Hammer
ヤン・ハマー"Don't you know"のテイストはほとんど変えず尺が伸びたバージョン。尺伸ばしただけかい、と思う諸兄もおられるかもしれませんがそれがいいのよ。
他にキリング・ジョークなんかも扱っててJimi Bazzoukaの趣味が割と私にドンズバ。などと知ったふうに語っておりますがジミ・バズーカのレコード持ってません。小ロットぽくて全然買えなかった。Discogs見てもいいお値段してます。
ネタ、という話で思い出した。テクノでもさまざまな楽曲がサンプリングされています。
私が好きなのはこちら。まずは元ネタ。
Baba Yaga la sorcière
フランスのプログレバンド・マグマのライブ音源。児童合唱100人、なんだそうな。
Ricardo Villalobos - Enfants (chants)
上記の冒頭2分くらいをがっつり使ったトラック。真のトランスミュージックよ。
先日の記事で生じたAI制作音楽への違和感なんだけど、今日書いたような要素が関与しているのかなー、と思います。
