実体を持たない美術館-AIコラボアートの記録#6
課題:未来の美術館を想像する
プロジェクト時期:2024年11月
AIと画像生成をしていて一番楽しいのは、こちらの意図を超えた思いがけない出会いを与えてくれるところです。
現実にあるものが不自然に組み合わされて新たなものになったり、
現実に見たことがないような、まさしくSFの世界を見せてくれたり。
SFのプロジェクトはこちら。
建築業界では、既成概念に捉われない建築物や未来都市の着想を得るために生成AIを活用しているところもあります。
今回のプロジェクトは、「未来の美術館ってどんなだろう?」というところから生成を始め、妄想のおもむくままAIとの生成を楽しみました。
没入体験型やホログラム
まずは既にあるような没入体験型や3Dホログラム、建物ごとモニターになったような空間でのデジタル展示などが思い浮かびました。



実体を持たない美術館
そこから繰り返し&微調整の過程で生まれた、まさに偶然の産物が、下の例のような実体を持たない美術館です。

ここでは人の形をしたものが展示されているけれど、自由自在に変形することができます。彫刻作品なんかはお手のものでしょう。ダンスの実演展示だってできます。
もしこれが例えば細部まで精巧に再現された美術工芸品のホログラムのようなものだとしたら、そして手で触ってまるで実物そのものな質感も確かめられるものだとしたら、興味をそそりませんか?
展示する場所に関してはかなり制約がなくなるし、これまでは「秘蔵」だったものがバーチャルとして広く公開されるようになったり、現地の美術館に行かなければ見られなかったようなものが世界中どこからでも観ることができるようになるかもしれません。
美術好きにはたまらんです。
しかし同時に、そこまでデジタル化された世界ではもはや美術館という場所を持つ意味もなくなるかもしれません。少なくとも特別な体験味は薄れます。
さらには、非物質化に振りすぎて物質回帰する人達には美術館が求められるかもしれませんが、それでは展示はバーチャルではなく物質でなければ意味がないでしょう。
とすると、この物体を持たない美術館へ来るのは誰なのだろう?
もしかしたら、デジタルボディを持ち始めたAI達が集う場所だったりするのかもしれません。
あてもない妄想が膨らみます。





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それではまた次回!
