こんな本を読んだ 『老いの才覚』 曽野綾子
比較的最近読んだ本の感想を投稿しています。古い本が多いです。『安っさんのこんな本を読んだ』というマガジンにまとめます。
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『老いの才覚』
曽野綾子の『老いの才覚』という本を読みました。
この稿は過去に公開した記事を編集・再公開するものです。
曽野綾子さんは小説家、政治評論家。保守的論者としても有名。いまの時代では考えられない反人権的発言多数。
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1970年発行『誰のために愛するか』は200万部以上のベストセラー。「すべてを賭けて生きる才覚」というサブタイトルがついていました
2010年発行『老いの才覚』もベスト&ロングセラー。40年の時をへだてて再登場した「才覚」は、曽野綾子さんお気に入りの言葉なんでせうか。
曽野綾子である。姿勢を正して読まなければなりませぬ。
著者は、今の老人は昔の人にくらべて生きる「才覚」がなくなったとおっしゃいます。
「才覚」とは知恵とか機転とかいった意味のようです。
よく老いるためには・・・
他人に依存しないで自分の才覚で生きること
老人といえども強く生きなくてはならない
人間は死ぬまで働かなくてはいけない
お金に困らない生き方をしなければならない
一文無しになったら野垂れ死にを覚悟する
老年の仕事は孤独に耐えることとその中で自分を発見すること
健康を保つことを任務にすること
病気になっても明るく振舞うこと
喜びを見つけること
死に馴れ親しむ
神様の視点をもって人生と世界を理解する
著者の実体験に基づいたひとつひとつの言葉には説得力があり、背筋が伸びる思いがいたします。
しかし なんともいえない違和感を抱くのはなぜ?
この本、どのような方が買っていらっしゃるのでしょうか。
こんな老人になりたいと思っている人?
いまの老人はけしからんと思っている人?
そうなのかなあ。
私が感じた違和感は、著者の強烈な「強さ」によるのじゃないかな。
私、そんなに強くはありませぬ。死ぬまでジタバタしているんじゃないかしらん。
** 本文ここまで **
曽野さんは2025年に亡くなりました。94歳。
その前年に次の本が発売されています。内容が想像できるので買わんけど。
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