見出し画像

こんな本を読んだ 『老いの才覚』 曽野綾子

比較的最近読んだ本の感想を投稿しています。古い本が多いです。『安っさんのこんな本を読んだ』というマガジンにまとめます。

━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

『老いの才覚』

曽野綾子の『老いの才覚』という本を読みました。

この稿は過去に公開した記事を編集・再公開するものです。
曽野綾子さんは小説家、政治評論家。保守的論者としても有名。いまの時代では考えられない反人権的発言多数。

** ここから本文 **

1970年発行『誰のために愛するか』は200万部以上のベストセラー。「すべてを賭けて生きる才覚」というサブタイトルがついていました

2010年発行『老いの才覚』もベスト&ロングセラー。40年の時をへだてて再登場した「才覚」は、曽野綾子さんお気に入りの言葉なんでせうか。


曽野綾子である。姿勢を正して読まなければなりませぬ。

著者は、今の老人は昔の人にくらべて生きる「才覚」がなくなったとおっしゃいます。

「才覚」とは知恵とか機転とかいった意味のようです。

よく老いるためには・・・

  • 他人に依存しないで自分の才覚で生きること

  • 老人といえども強く生きなくてはならない

  • 人間は死ぬまで働かなくてはいけない

  • お金に困らない生き方をしなければならない

  • 一文無しになったら野垂れ死にを覚悟する

  • 老年の仕事は孤独に耐えることとその中で自分を発見すること

  • 健康を保つことを任務にすること

  • 病気になっても明るく振舞うこと

  • 喜びを見つけること

  • 死に馴れ親しむ

  • 神様の視点をもって人生と世界を理解する

著者の実体験に基づいたひとつひとつの言葉には説得力があり、背筋が伸びる思いがいたします。


しかし なんともいえない違和感を抱くのはなぜ?

この本、どのような方が買っていらっしゃるのでしょうか。
こんな老人になりたいと思っている人?
いまの老人はけしからんと思っている人?

そうなのかなあ。

私が感じた違和感は、著者の強烈な「強さ」によるのじゃないかな。
 
私、そんなに強くはありませぬ。死ぬまでジタバタしているんじゃないかしらん。

** 本文ここまで **


曽野さんは2025年に亡くなりました。94歳。
その前年に次の本が発売されています。内容が想像できるので買わんけど。


━━━━━━━━━━━━━━━━━☆



━━━━━━━━☆━━━━━━━━


この記事が参加している募集