宝石うんこ(410文字)ショートショートnote杯
むかしむかし、意地悪なお母さんと美しい娘が、貧しい家に暮らしていました。
娘は、井戸に水をくみに行きました。
みすぼらしい女の人がいます。
「お水を一杯、いただけませんか?」
娘は笑顔で、ひしゃくの水を渡しました。
「何杯でもどうぞ」
女の人は喜んで、水を飲みました。
「あなたは、なんて優しい娘なのでしょう。これから先、あなたがうんこをしたら、かわりに宝石が飛び出すようにしてあげましょう」
それを知ったお母さんは、無理矢理大量の食事を食べさせました。家はどんどんお金持ちになりましたが、娘は昔の美しさは見る影もないほど太っていきました。
その頃、美人という美人は、悪人たちのグループに片っ端から連れ去られる事件がありましたが、娘はもちろん無事でした。
事件が一段落すると娘はうんこをするようになりました。
お母さんは、娘に粗末な食事しか与えなくなり、元の美しい姿に戻りました。
美しい娘は王子様の目にとまり王子様と結婚することになりました。
