宇宙一エモいバックドロップ、毎週ショートショートnote、裏お題、410字
宇宙船のハッチが開き、ギガ星人の代表とともに、地球防衛隊の隊長が降りてくる。
すでに地球は絶望的な状況で隊長は捕まり、洗脳されていた。
ギガ星人は地球防衛隊の中で最も若い兵士を指さし、面白半分に言った。
「その若造がこの隊長を素手で倒せば、俺たちは侵略を諦めてやる」
若い兵士が体を低く落とし、隊長の腰を抱えた。
隊長の体を大きく反り投げ、簡単にバックドロップが決まった。
ギガ星人の代表が目を細めた。
「洗脳されてなかったのか?」
隊長はゆっくり立ち上がる。
「約束だ。地球のことは諦めてもらおう」
だが、ギガ星人は嘲笑した。
「我々が侵略をやめるわけがない!」
隊長が爆弾のスイッチを投げ、ギガ星人の頭に刺さった。
ギガ星人に近づくと隊長は、叫びながら持ち上げた。
「バックドロップはこうやるんだ」
完璧なフォームでギガ星人は宙を舞い、頭から地面へ叩きつけられる。
スイッチが押されて宇宙船が爆発した。
夜空に散る炎の欠片を背に、隊長は微笑んでいた。
(410字)
ーーー隊長は洗脳されたふりをして宇宙船に収容され、宇宙船に爆弾を仕掛けていたのですね、
