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Less is more|何者にもならない、価値観を中心にした生き方

こんにちは、ひゅーです。

わたしは、業務改善が本業のサラリーマン。noteでは、「挑戦と思考整理を楽しむ。」をテーマに、AIとnoteをわかりやすく深掘りしながら、ゆるーくお伝えしていきます。

Less is more(レス・イズ・モア)

わたしは、この言葉を座右の銘にしています。意味は、「少ないことは、より豊かなこと」と訳されることが多いですね。

もしかしたら、デザインが好きな方や、ミニマリストの暮らしに興味がある方なら、一度は見たことがあるかもしれません。

今回はこの言葉の紹介と、後半はこの言葉に込めているわたしの価値観について書いていきたいと思います。

後半は、あまり表立っては言わないような、個人的な内容を含みますので、ご興味のある方だけご覧いただければと思います。


Less is moreとは


これはもともと建築の思想から生まれた言葉です。

わたしがこの言葉と出会ったのは、自己理解をテーマに調べ物をしていた5年ほど前。それ以降気に入ってこのLess is moreを、自分の価値観の軸にしています。

ではその、Less is more の示すもの。

少ないことによって生まれる「豊かさ」とは、いったい何でしょう。物が少なければ、お金が増えるという話でもない。何も置かれていない部屋なら、それだけで豊かなわけでもない。

英語もそのまま読めば「少ないことは、より多い」で、あまりよく意味がつかめません。結構捉え方が難しい言葉だと思います。

整理するために、このLess is moreという言葉を、いったん始まりの建築の思想まで戻して考えてみましょう。


ただ何もない空間を目指したわけではない


Less is moreは、20世紀のモダニズム建築を代表する建築家、ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの言葉として広く知られています。

このミースさんの建築を見ると、たしかに装飾は少ないです。

ミース記念館として復元された代表的な建造物のバルセロナ・パビリオンを見るとシンプルさが良くわかります。

バルセロナ・パビリオン | スペイン の建築【世界建築巡り】

柱、床、屋根、ガラス。

建物をつくっている要素が、隠されずに見せられている。素材の組み合わせ、空間の広がり、柱を置く位置、全体の比率。細部まで丁寧に計算されています。

別の有名なファンズワース邸は、屋根と床を水平に浮かせ、それを8本の鉄骨柱で支えた、ガラス張りの住宅です。

ファンズワース邸 イメージ図

遠くから見れば、白い線と透明な箱。とても少ない要素でできているように見えます。でも、その少なさによって、建物の周囲にある木々や川、光の変化が、空間の一部として強く感じられるようになります。

建物が自然を飾り立てたのではなく、余計なものを置かなかったことで、そこにあった自然が見えるようになった。


こうしてみると、Less is moreの「more」は、量が増えることではないのだと思います。

残されたものの存在感が増す。一つひとつの要素が担う意味が増える。そして、全体の完成度が上がる。

そう考えると、豊かになるというより、密度が上がるという方が、わたしにはしっくりきます。少ないから良いのではなく、大切なものが、ノイズに埋もれず見えるようになる。

Less is moreの持っている概念をまとめると、余分なものを減らすことで、大切なものが際立つ。目的は減らすことではなく、大切なものが先にあります。

それを豊かにするために減らす。この考え方がわたしは好きです。


Less is moreは、広く使われる


だんだんこの考え方は、建築だけのものではなくなっていきました。

デザイン、文章、資料、Webサイト、アプリ、プログラム。いろいろな制作の場でLess is moreという言葉は使われています。

Less is moreは、ミニマルを表す言葉としても使用されます。ミニマルには「最小限の」という意味があります。

ただ、Less is moreは、先のとおりただ減らすことだけを考えているわけではないと思います。シンプルにすることで、「完成度をあげる」「より美しくする」意図があるので、ただ減らすこととは本質が異なります。

Less is moreは、なんでも減らせばいいという話ではありません。

なにを大切にするのかを決めること。

そのために、ほかのものを削る。

減らした結果、大切なものまでなくなってしまったら、それはLess is moreではなく、ただのロスト(消失)になってしまう。


Less is moreの活かし方


Less is moreの考え方で大切なのは、数が少ない状態をつくることではないと思います。

なにを残すかが見えていること。その状態です。

✅文章を見直すとき
✅提案資料をつくるとき
✅今後の予定を立てるとき

なにかをつくっている時、なにを足してなにを引くか。

ついそればかり考えてしまいますが、その前にあるのは、なにが大切か。です。

それが見えているなら、その大切なものを隠してしまっている余計なものを取り除くことができます。そうすると残ったものが際立っていきます。

これが、制作や仕事にも使いやすい、Less is more の考え方です。

応用できる場面はたくさんあると思います。大切な要素を残して、余計なものを消していくとその分「余白」も生まれます。その余白を生かして、更に効果的に見せたいものを見せることもできるはずです。

ただ、減らすではない、大切なものを見つめる考え方。

ぜひ、この素敵な言葉をみなさんも、日常で活かして欲しいと思います。


ここからは、わたしの価値観の話


ここまでで、Less is moreという言葉の紹介は終わりになります。

でも実は、わたしがこれを座右の銘にしている理由は、物や制作の話だけではありません。この言葉には、わたしがどう生きたいのかという、個人的な価値観があります。

そして、その考えを突き詰めると、世間でよく言われる「自分のポジションを取る」ことや、自分がなりたい「何者かになる」という生き方とは、少し違う場所へたどり着きます。

もちろん、こうした考えを間違いだとは思っていません。

何をしている人なのかを明確にすることは、ビジネスでも発信でも、とても有効です。むしろ、それが正解になる場面は多いでしょう。

しかし、このわたしの価値観はそれらと違うアプローチで存在しますので、この先については有料部分に置くことにしました。

価値を高めたい意図ではなく、「こちらが正しくて、違う方法は間違っている」と伝わってしまい誰かを傷つける可能性が少し怖いからです。

ここまでわたしの文章を読んでくださり、考え方や距離感を知ったうえで、「このひとは、こう考えているのか」と、冷静に受け取ってくださる方に、続きをお伝えしたいと思います。


ここから先でお伝えすること

  • わたしが考える価値観の整理

  • 「何者にもならない」という選択にたどり着いた考え方

  • 小さなネガティブを継続させることの怖さ

こんな方に読んでほしいです

  • 肩書きやポジションで自分を固定することに、少し息苦しさを感じる方

  • やりたいことが多く、自分の輪郭が見えにくくなっている方

こんな方には、おすすめしません

  • 断捨離やミニマリスト生活の具体的な方法を知りたい方

  • 売上やフォロワーを増やすためのポジション戦略を探している方

ここから先は、誰かに勧める正解ではありません。わたしが自分の価値感を守るために考えている、かなり個人的な答えです。

それでも、この感覚に少し引っかかるものがあった方へ。

わたしの Less is more の続きを、お話しします。

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