月が綺麗ですね。
今日という一日に感じた、言葉では言い表しがたい理不尽さ。
その渦中で、ふと「ヒューマニズム」という言葉の重みについて考えてしまいました。
結局のところ、私は「その他大勢」のひとりに過ぎなかったのだと思い知らされます。
誰かの物語の主役になれると信じて、精一杯の光を送り続けていたけれど、
現実は、効率という名の大きな歯車に飲み込まれ、隅に追いやられるだけの傍観者。
誰かの私でありたかった。
私の抱えていた小さな不安や、守りたかった平穏は、全体最適という正論の前では、取るに足らないノイズでしかないのかもしれません。
そんな夜ですが、ふと空を見上げれば月が。
「月が綺麗ですね」と思わず呟きたくなるような、そんな静かな夜です。

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