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後悔の数式。

 確かに昨日は覚えていた。今日の授業で使う物。だいたい、メモ帳には、こう書いてあるもの
 ◎明日のチェックリスト◎
 ・工学の授業で使う物
 ナット、手袋、ゴーグル
 ※絶対忘れない!
 ・ランチは母に頼む
 (みんなでチョコパーティーする!)
 
書いてある。昨日の夜にも確認した。なのに忘れた。
 大ショック。
 手袋を忘れてしまったのだ。
 ナットを丸い工具にはめる実習。手袋は貸し出し出来ないと先生は言っていたのに。
 大好きな工学、50分間ただ見ているだけになるなんて、私の後悔は果てしない。
 気持ち、マイナス1。
 私の評価、マイナス1。
 その瞬間私に刻まれてしまった事実、マイナス1。
 …しかし、この後の未来、私の心は跳ね上がる。ただ見ているだけの30分間、辛い気持ちで落ちる私。時計の針は10時25分。
 突然、母がschoolにやって来た。クラスメイトは一斉に入り口に顔を向けた
 「手袋を…」
 ちょっと恥ずかしそうに母が言う
 私は、幸福な思い。
 私の気持ち、プラス1
 皆が思う私は変化する→ラッキーな奴、と。プラス1
 その瞬間私に刻まれた真実、プラス1
 ここまでのトータル
 私の人生に刻まれた事実、プラス1

 この時点で全てひっくるめて計算。
 −1−1−1+1+1+1+1
 数字で表すと+1
 数式で表すと±1
 この日の私の後悔の数式。

 何でも数字で考えてみるのが好きな私。そうすると分かることがあるから。
 やっぱり私は、ラッキーだってこと!
 
蛇足
 後悔の数式。
 後悔するということは、Σに似ているとschoolで学んだことがある。Σとは連なる数値の合わせ方
 Σ³₅=3×5(1×1×1+5)
 1は涙
 1は悔しさ
 1は戻れない過去
 足して5は、成功
 (どうして5回もプラスなのかその理由は、きっと後悔の後は良い事がある、そんな誤解は大切とのことから)

 「あーあ、また手に出来なかった」 こんな気持ちを自分にプラス。でも実質マイナス。
 表すと±1
 現すとΣ¹₀
 不思議な数列化。

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