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自分は、自分の想像を超える存在。
「優勝します」
幾度となく、大会のたびにそう口にしてきた。
だけど、有言実行できたことは、ほとんどない。
それでもまた、何度でもまた、ためらわずに言う。
まっすぐに──「優勝します」と。
そのたびに、自分の心も同じように答える。
「自分ならできる」
自分が自分のことを信じなくて、誰が信じる。
どうしようもない不安に押しつぶされそうになったときも、
昨日の後悔やあの日の失敗が動かそうとする足にまとわりついて離れない
ときも、
背丈より高い壁を前に立ちすくんでしまうときも、
自分は、自分のことを信じる。それしかない。
自分に1番長く寄り添っていくのは、自分だから。
誰かが自分を信じてくれる以上に、自分を信じる。
自分は、自分の想像を超える存在。
その可能性を、ただ信じ、背中を押して、送り出す。
それが、自分が自分にやれることだと思う。
大きな大会への切符をかけた熱い戦いが始まる。
緊張で手が震える。
不安で足がすくむ。
レベルの高い選手ばかり。
厳しい戦いになるかもしれない。
だけど、誰よりも
スポーツマンシップを持って、
最後の1球まで諦めず、
コートに立てることに感謝して、
プレーできることを楽しんで、
1ポイントでも多く、1ゲームでも多く、1勝でも多く、
全力を尽くして戦うことを誓います。
そして。
「優勝します」
